投資家ジム・ロジャーズが語った2012年の欧州債務問題、日本株の行方スゴイ投資家の2012年大予測! [その1 前編]

【第1回】2012年4月16日公開(2012年4月16日更新)
ザイ・オンライン編集部

――かねてから、先進国の国債バブル崩壊の可能性も指摘されてきましたが

 米国も欧州も日本も、景気低迷が長引き、財政悪化が深刻になるなか、歴史的な金融緩和を続けている。その結果、債券価格の上昇が続いてバブル化し、その利回りは歴史的な安値水準に低下している。

 しかし、金融緩和もやがて限界を迎え、財政悪化懸念も相まって、日米欧の国債バブル崩壊がいつ起きてもおかしくない状況になっている。
国債を保有しているなら売ってしまった方がいいし、債券ディーラーの人は職業を変えたほうがいいと思う。

――東日本大震災後に日本株を買ったということですが。

 東日本大震災後に、日本株の株価指数連動ETFを買った。経験上、こうした大きな自然災害時のパニック売りは買いのチャンスといえる。
 ただし、あくまでも下がり過ぎた動きのリバウンドを狙うために、少額買っただけだ。先ほども言った通り、私は今、株式そのものに弱気なので。

――サンリオやタカラトミーの株を保有しているということですが。

 これは以前から保有しているものだが、まだ保有している。今後の日本にとっては子作りや子育てが重要な課題であるし、子育て関連のビジネスは長期的に有望だと思う

サンリオ(東1:8136)の月足5年チャート

(取材・文/小泉秀希 写真/堀内慎祐)
 

※後編では、ジム・ロジャーズが強気に見ている投資先についてとことん語ります!

 

TOP