値上がり益も狙える高配当株を見つけるヒントと、条件を満たす注目の高配当株を紹介!
発売中のダイヤモンド・ザイの特集「新しい株の儲けワザ50」では、有望株を見つけるためのヒントを紹介! 日経平均株価は年初来高値の目前まで上昇しているが、
特集内では「利回りで儲けるワザ」「値上がりで儲けるワザ」「その他で儲けるワザ」を合計50個紹介。今回はその中の「利回りで儲けるワザ」を一つ紹介するので、投資の参考にしてみてほしい。
人気の「高配当株」は値下がりに強く、
実は配当以外に「値上がり益」も狙える!
「高配当株」は値下がりに強く、人気が高い。その一方で、成熟した企業が多いため、今から投資しても値上がり益は期待できなさそう、というイメージもある。
しかし、「実は高配当株への投資は配当だけでなく、値上がり益も狙える」と、マネックス証券のマーケット・アナリスト・益嶋裕さんは言う。
下の表は、予想配当利回り別に1年間の株価騰落率を調べたものだ。対象は2016年末の東証1部上場銘柄で、2016年末~2017年末の株価の平均騰落率と上昇銘柄が占める割合を集計した。
結果は、昨年1年間の平均騰落率が最も高かったのは、配当利回りが3%以上の銘柄だった。さらに、配当利回りが高いグループほど、株価が上昇した銘柄が占める割合も高いことが分かった。配当利回りが2%以上であれば、上昇銘柄の割合は85%を超える。つまり、高利回りの銘柄は同時に値上がり益も期待できるのだ。
予想配当利回りが高い、中小型の高配当株が狙い目!
注目は「アイドママーケティングコミュニケーション」
高配当も値上がり益も狙うなら、「中小型株で業績が好転している銘柄を狙う方法がおすすめ」と益嶋さんは指摘する。押さえるべきポイントは大きく3つ。
1つめは、「予想配当利回りが2.5%以上の銘柄」であること。利回りが2.5%以上であれば、高配当を受け取りつつ、値上がり益も手に入れるチャンスが広がる。2つめは、「目安として時価総額が2000億円以下の中小型株」であること。高配当の中小型株は、大型株よりも成長の余地があるため、値上がり益も狙いやすい。

3つめは、「直近3四半期が前年同期比でいずれも増収・増益」であること。「3カ月ごとに見た業績が、前年同期と比べて上向きか下向きか、といった変化について市場は見逃さず敏感に反応する」(益嶋さん)ので、特に業績チェックは怠らないことが重要だ。
「3カ月ごと」の確認が必要な理由は、日本の決算短信で発表される「累計」の業績とは違う景色が見えてくるからだ。例えば、各四半期決算を足した累計では増益に見えても、3カ月ごとの業績で見ると前年同期と比べて減益傾向となっている場合がある。このようなときは、好調に見える決算短信とは裏腹に株価が下落しやすい。
なお、ダイヤモンド・ザイでは、以上の3つのポイントをクリアした6銘柄を、益嶋さんに選んでもらっている。ここでは、その中から「アイドママーケティングコミュニケーション(9466)」を抜粋して紹介しよう。
「アイドママーケティングコミュニケーション」は、スーパーやドラッグストア等に総合的な販促コンサルティングを行う企業。富山県に本社があるが、近年は関西方面にも進出した。
好業績を背景に、連続で増配を実施しており、配当利回りは2.54%となっている。
今回は「アイドママーケティングコミュニケーション」を抜粋したが、ダイヤモンド・ザイでは、業績好調で配当利回りが高い中小型株をあと5銘柄紹介しているので、誌面も併せてチェックしてみてほしい。
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