2020年に全国1000店舗が目標
12年3月期は大震災からの復興需要を背景に、同社は期初計画を大きく上回る前期比18.8%増収、53.8%の営業増益を達成、25円の増配も実施した。

復興需要に加え、商品力として低価格政策EDLP(Every Day Low Price)商品を継続し、既存店1店舗の平均年商は同14%増、1日当たり来客数も過去最高を記録した。
同社は20年3月期末に全国1000店舗の目標を掲げており、その中間目標として15年3月期末800店舗を計画しており、13年度以降は年間40店舗超の出店ペースが見込まれる。
店舗開発要員を拡充強化するとともに、13年6月竣工予定で西日本流通センターを滋賀県竜王町に新設する。関東主力の伊勢崎流通センターに匹敵する大型の物流拠点であり、西日本の出店強化に対応する。

商品ストックスペースの大幅な拡張と同時に、流通センター取扱商品の拡大によるオンラインの在庫確認・発注強化によって加盟店にサポートすること、ならびにメーカーからの業務委託収入拡大、海外直接貿易商品の品揃え強化も推進する。
13年3月期の会社予想は、営業総収入(=売上高)で2.7%増、営業利益8%増を見込むが、既存店伸び率ならびに営業総利益(一般的な粗利に相当=加盟店からのロヤリティ+業務受託収入+直営店粗利益)の伸び率の前提予想が慎重なものと思われる。筆者の会社、ティー・アイ・ダヴリュ(TIW)では、営業総収入4.6%増、営業利益11.1%増を予想する。
14年3月期以降は既存店伸び率が鈍化する可能性も指摘されるが、出店拡大効果と海外直接貿易拡大による原価低減により増益基調が続くと考える。



