加盟店への厚遇が増益・増配基調を生み出す!
ワークマン(7564) 成長の鍵は独特のFC方式健全財務で好配当 中長期的に安定成長が望める

【第13回】2012年6月20日公開(2012年7月13日更新)
藤根靖晃

株価ディスカウント状態が続くリスクはあるが増配期待は高い

 TIWでは、PBR2.5倍程度(約5300円)が本来妥当な株価水準と考えている。

 しかしながら、同社の株式は、特定株主の持株比率が高く、株式流動性が低くなっており、株価がディスカウントされている要因になっている。

軍手1ダース250円などお手頃価格の品物が多い

 現状では会社側は、株式流動性の向上策には積極的ではない模様であり、そのため株価指標(バリュエーション)の水準訂正が急激に起こる可能性は高くないと思われる。

 ただ、配当性向30%を基準に業績拡大に合せて増配が行われる可能性が高く、予想配当利回り水準によって株価はサポートされることから株価の下振れリスクは低いと考える。

 株価は、毎月月初に発表される月次の推移を確認しながら比較的ブレ幅が小さい状態で推移すると考えられ、中長期には高いパフォーマンス(5年で倍くらい)が期待できるだろう。

本稿の執筆者:研究員NO.3
<研究熱心な九段の株博士>
藤根靖晃さん

ふじね・やすあき

1962年生まれ。東京理科大学大学院総合科学技術経営専攻修了。国内証券、米国企業情報会社、日興ソロモン・スミス・バーニー証券(現 シティグループ証券)とほぼ一貫して企業調査部門を歩んできた。日経金融新聞アナリスト人気ランキング3~5位(ソフトウエア部門、1996-2000)など、証券会社時代は、中小型株式、コンピュータ・ソフトウエアの証券アナリストとして機関投資家から常時高い評価を獲得。2000年にティー・アイ・ダヴリュ社を創業、代表取締役に就任。東京・九段にある同社では、証券会社向けにレポートの提供サービスを行うとともに、証券アナリストの育成も。緻密な論理で割安株を広範囲に調査・分析する姿勢と、ソフトかつ明快な語り口に魅せられるファンは多い。ただ、かなりの大酒飲みという噂も?(イラスト/加藤裕将)

 

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