「7月に権利が確定する株」の配当利回りランキング!
配当利回り4.1%で9期連続増配予想の「積水ハウス」、
15期連続増配の「プラネット」など、上位10銘柄を公開

2020年7月5日公開(2020年7月5日更新)
ザイ・オンライン編集部

2020年7月に権利が確定する銘柄の
「配当利回りランキング」を公開!

 上場企業3700社のうち、配当を実施している企業は約3100社(2020年6月30日時点)。その中でも、2020年7月に「配当」の権利が確定するのは「7月決算会社の期末配当」か「1月決算会社の中間配当」のいずれかで、該当する企業は約60社も存在する。これでは配当の権利が確定する銘柄や、その銘柄の配当金、配当利回りなどを調べて、どの銘柄に投資するのがお得なのかを把握しておくのは非常に困難だ。

 そこで、ザイ・オンラインでは2020年7月に配当の権利が確定する銘柄について、年間配当額や配当利回り、増配の有無などを調査し、「配当利回り」の高さでランキングを作成! その中で、6月の東証1部の平均利回り(2.15%、配当実施企業のみ)を上回る「高配当株」10銘柄を紹介していく。
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 ただし、何らかの要因で株価が急落して「高配当」になっている銘柄などもある可能性には要注意。念のため、今回のランキングでは「配当額>純利益」で「配当性向が100%」を超えている銘柄は除外しているが、「配当利回りの高さ」だけでなく、直近の業績予想や開示情報にも目を通すようにしよう。
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 なお、今回のランキングに入った銘柄の中で「連続増配期間が長い銘柄」や「『非減配』期間が長い銘柄」など、注目すべき銘柄についてはランキングのあとに詳しく解説するのでお見逃しなく!
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■7月に権利確定日がある高配当株ランキング! ベスト10
 (2020年7月3日時点)

  配当利回り
(予想)
1株あたり配当金(予想)
年額(うち7月確定額)
増減配
(予想、前期比)
株主優待 権利付き
最終日
最低投資額
1位  積水ハウス(東1/名1・1928)
4.19% 86円(45円) 増配 7/29 20万4950円
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2位  総合商研(JQ・7850)
2.87% 20円(10円) 横ばい 7/29 6万9500円
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3位  ゼネラルパッカー(JQ/名2・6267)
2.74% 55円(30円) 横ばい 7/29 20万400円
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4位  プラネット(JQ・2391)
2.69% 40.5円(20.5円) 横ばい 7/29 15万100円
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5位  アルトナー(東1・2163)
2.60% 23円(11.5円) 増配 7/29 8万8200円
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6位  スバル興業(東1・9632)
2.43% 200円(100円) 減配 7/29 82万1000円
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7位  シーイーシー(東1・9692)
2.38% 40円(20円) 横ばい 7/29 16万7400円
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8位  不二電機工業(東1・6654)
2.38% 32円(16円) 横ばい 7/29 13万4100円
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9位  ウエスコホールディングス(東2・6091)
2.20% 10円(10円) 減配 7/29 4万5300円
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10位  明豊エンタープライズ(JQ・8927)
2.17% 5円(5円) 横ばい 7/29 2万3000円
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 上記のように、「7月に権利確定日がある株」の中で、2020年6月の東証1部の平均利回り(2.15%、配当実施企業のみ)を上回る「高配当株」は10銘柄あった。ここからは、ランクインした銘柄の中でも注目の2銘柄をピックアップして紹介!

第1位
積水ハウス(東1/名1・1928)

 積水ハウスは日本の大手ハウスメーカー。研究開発から設計施工・アフターメンテナンス、リフォームまでを一貫したサービスを提供しており、都市再開発や海外での住宅販売なども手掛ける。

 積水ハウスは2013年1月期以降、連続増配を継続しており、2021年1月期の増配が予想通り実現すれば"9期連続増配"となる見通しだ。
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 また、年間配当額(予想)は「86円」で、そのうち7月に権利が確定する分は「45円」となっている。そのため、積水ハウスの配当利回り(予想)は4.17%だが、7月に権利が確定する配当の利回り(予想)は以下のようになる。

【※積水ハウスの配当利回り(7月権利確定分)】
株価(2020年7月3日終値):2049.5円
配当額(7月権利確定分):45円
配当利回り(7月権利確定分)=45円÷2049.5円×100=2.19%

 積水ハウスの配当利回り(7月権利確定分)は2.19%。2020年1月に権利が確定する期末配当は「41円」なので、7月に権利が確定する中間配当45円のほうが金額が大きく、利回りも高いことになる。

 なお、積水ハウスは「魚沼産コシヒカリ(5㎏)」がもらえる株主優待を実施している。ただし、株主優待の権利を獲得するために必要な最低株数が「1000株以上」という条件付きなので、株主優待の権利獲得までのハードルは高めだ。
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積水ハウス
業種 コード 市場 年間配当額(予想)
建設業 1928 東証1部、名証1部 86円
株価(終値) 単元株数 最低投資金額 配当利回り(予想)
2049.5円 100株 20万4950円 4.19%
増減配(予想、前期比) 株主優待 権利付き最終日 配当性向(予想)
増配 7/29 42.5%
【※積水ハウスの最新の株価・配当利回りはこちら!】
最新の株価。株主優待内容はこちら!
※株価などのデータは2020年7月3日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。

第4位
プラネット(JQ・2391)

 プラネットは、日用品・化粧品業界のメーカー8社とインテックが共同出資をして発足した、メーカーと卸売業者間のデータ交換サービスを提供する会社。

 プラネットは2004年2月に上場して以来、連続増配を継続しており、15期連続増配を達成している。2020年7月期の年間配当額は前期比で「横ばい」の予想だが、同じく上場以来続いている「非減配」は継続される見通しだ。

 また、年間配当額(予想)は「40.5円」で、そのうち7月に権利が確定する分は「20.5円」となっている。そのため、プラネットの配当利回り(予想)は2.69%だが、7月に権利が確定する配当の利回り(予想)は以下のようになる。

【※プラネットの配当利回り(7月権利確定分)】
株価(2020年7月3日終値):1501円
配当額(7月権利確定分):20.5円
配当利回り(7月権利確定分)=20.5円÷1501円×100=1.36%

 プラネットの配当利回り(7月権利確定分)は1.36%。2020年1月に権利が確定した中間配当は「20円」なので、7月に権利が確定する期末配当「20.5円」のほうが金額が大きく、利回りもわずかながら高いことになる。なお、プラネットは株主優待を実施していない。

プラネット
業種 コード 市場 年間配当額(予想)
サービス業 2391 東証JASDAQ 40.5円
株価(終値) 単元株数 最低投資金額 配当利回り(予想)
1501円 100株 15万500円 2.69%
増減配(予想、前期比) 株主優待 権利付き最終日 配当性向(予想)
横ばい 7/29 62.5%
【※プラネットの最新の株価・配当利回りはこちら!】
最新の株価。株主優待内容はこちら!
※株価などのデータは2020年7月3日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。

2020年7月末が「権利確定日」の銘柄は
7月29日(水)の「権利付き最終日」に保有しておこう!

 最後に、2020年7月の「権利確定日」と「権利付き最終日」を忘れずに確認しておこう。「権利確定日」が2020年7月31日の場合、「権利付き最終日」は2020年7月29日となるので、7月29日に株を保有しておくようにしよう。

 また、今回のランキングには惜しくもランクインしていないが、「内田洋行(8057)」は2020年7月期の期末配当で「創業110周年記念配当」を実施すると発表している。今後、ほかの銘柄も駆け込みのような形で配当予想の修正(増配)を発表する可能性はあるだろう。
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 なお、高配当株には「『権利付き最終日』の翌日の『権利落ち日』に株価が下落」しやすい傾向もあるため、「権利付き最終日」直前に株を購入して配当の権利を得ても、「権利落ち日」に株価が下落して配当以上に損をする可能性もあるので注意しておこう。その傾向を逆手に取って、長期保有する前提であれば「権利落ち日」に購入することも検討してみよう。
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