
ゴールドカードやプラチナカードなどを保有していると、毎月無料の情報誌が送られてくる。雑誌は一応有料となっているが、上級カード保有者の場合は無料で送られてくる。そこで、何回かに分けて、それぞれのクレジットカードで送られてくる情報誌の中身を紹介していきたい。
これまでは、JCBの「THE GOLD」、三菱UFJニコスの「partner」、三井住友カードの「VISA」を紹介してきた。第4回目の今回は、三井トラストクラブ(旧シティカード)の情報誌「SIGNATURE(シグネチャー)」だ。
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「ダイナースクラブカード」の提携カードでも、
「SIGNATURE」が無料で送付される!
「SIGNATURE」は、毎月1回発行され、1冊381円(税抜)だが、「ダイナースクラブカード」の会員であれば、どのクレジットカードを保有している場合でも、無料で送付される。例えば、「ANAダイナースカード」や「JALダイナースカード」などの提携カードを保有している人でも、「SIGNATURE」が送られてくる。
(関連記事⇒「ダイナースクラブカード」でもっとも得なのは、コスパ抜群の「銀座ダイナースクラブカード」!高還元+サービス充実で、年会費2万円超の価値あり)
基本的に、「ダイナースクラブカード」は、提携カードでも基本機能が省かれることはない。「ダイナースクラブカード」で利用できる特典は、提携カードでも利用可能となっているため、「SIGNATURE」も送付される。
ただし、「ダイナースクラブカード」の提携カードの中でも、「ANAダイナースカード」や「JALダイナースカード」などのマイルカードは、ダイナースグローバルマイレージという特典が利用できない。ダイナースグローバルマイレージとは、貯まったポイントを様々なマイルに交換できるサービスなのだが、マイルカードの場合は、特定の航空会社のマイルにしか交換できない。
ちなみに、「TRUST CLUB プラチナ Visaカード」の保有者向けの情報誌は、「VOLARE」となる。
■ダイナースクラブカード | ||
還元率 | 0.4~1.5% (※1.5%は「ダイナース グローバルマイレージ」加入時、1ポイント=1マイル=1.5円換算) |
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発行元 | 三井住友トラストクラブ | |
国際ブランド | Diners | |
年会費(税抜) | 2万2000円(「ダイナース グローバルマイレージ」加入時は別途年会費6000円、税抜) | |
家族カード | あり(年会費5000円、税抜) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
ICOCA | |
■ANAダイナースカード | ||
還元率 | 1.5%+α ※ 1マイル=1.5円換算時 |
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発行元 | 三井住友トラストクラブ | |
国際ブランド | Diners | |
年会費(税抜) | 2万7000円 | |
家族カード | あり(年6000円、税抜) | |
おすすめポイント | 「Edy」へのチャージ200円につき1マイル獲得。国内外のクラブラウンジが無料で利用可能など、充実の付帯サービスが魅力! | |
「SIGNATURE」には、ファッションや時計、
ワインなどを紹介する記事が多数
「SIGNATURE」には毎号、特集記事があり、2015年12月号はイタリア、2016年1・2月号はブラジルの特集となっている。全体的には、ファッションや時計、ワイン関連の記事が多くなっている。読み物というよりは、パラパラと新商品を眺めるというような構成だ。
「SIGNATURE」には、その他に旅行情報やキャンペーン情報、通販などのページがあり、全体で100ページ程度となっている。
「SIGNATURE」のデジタル版は、
スマートフォンなどでも読めるのが便利!

「SIGNATURE」の特徴は、なんといっても、2014年に開始したデジタル版があることだろう。パソコンだけではなく、スマートフォンやタブレット端末でも読めるように最適化されており、デジタル版向けのコンテンツも用意されている。どこでも読めるというところが、他社の情報誌との大きな違いだろう。
また、会員は、クレジットカード番号の最初の6桁、クレジットカード裏面のカードデスク番号の下4桁で認証することで、それぞれのクレジットカードにあった記事を読むことが可能だ。
今後、他のクレジットカード会社の情報誌も「SIGNATURE」のようにデジタル媒体で見られるようになることが考えられ、さらに進めば、デジタル媒体のみになって、紙媒体がなくなる可能性もあるだろう。
以上、今回は、「ダイナースクラブカード」の会員向け情報誌「SIGNATURE」を紹介した。
■ダイナースクラブカード | ||
還元率 | 0.4~1.5% (※1.5%は「ダイナース グローバルマイレージ」加入時、1ポイント=1マイル=1.5円換算) |
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発行元 | 三井住友トラストクラブ | |
国際ブランド | Diners | |
年会費(税抜) | 2万2000円(「ダイナース グローバルマイレージ」加入時は別途年会費6000円、税抜) | |
家族カード | あり(年会費5000円、税抜) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
ICOCA | |
■ANAダイナースカード | ||
還元率 | 1.5%+α ※ 1マイル=1.5円換算時 |
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発行元 | 三井住友トラストクラブ | |
国際ブランド | Diners | |
年会費(税抜) | 2万7000円 | |
家族カード | あり(年6000円、税抜) | |
おすすめポイント | 「Edy」へのチャージ200円につき1マイル獲得。国内外のクラブラウンジが無料で利用可能など、充実の付帯サービスが魅力! | |
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還元率 | 年会費 (税抜) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆OricoCard THE POINT (オリコカード・ザ・ポイント) |
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1.0~2.5% | 永年無料 | JCB Master |
Suica ICOCA |
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【OricoCard THE POINTのおすすめポイント】 年会費無料ながら新規入会後6カ月は2.0%の高還元率で、7カ月以降も通常還元率が1.0%の高還元クレジットカード。「オリコモール」活用で「Amazon」では還元率2%になるほか、各サイトで貯まるポイントも含めれば「楽天市場」では還元率2.5%、「Yahoo!ショッピング」では還元率3.0%、サイトによっては還元率15%以上に達するなど、ネットショッピングでは最強レベル。また、「iD」と「QUICPay」を搭載しているので少額決済でも便利。貯めたポイントは「Amazonギフト券」「iTunesギフトコード」なら即時交換ができるので、ポイントの使い勝手も◎! |
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◆dカード | ||||
1.0~3.0% | 永年無料 | VISA Master |
iD |
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【dカードのおすすめポイント】 テレビCMでもおなじみの「NTTドコモ」のカードだが、auやソフトバンク利用者でもお得! 通常還元率1%と高還元で、2019年9月16日以降の申し込み分から年会費が永年無料になり、ますますお得なカードに進化! さらに「dカード」で貯まる「dポイント」は携帯電話料金に充当できるほか、JALのマイルなどにも交換可能で、ドコモユーザー以外でもお得なクレジットカードだ。 |
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◆アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード |
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1.5%~ | 1万円 | AMEX | Suica ICOCA |
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【アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードのおすすめポイント】 「マイル系最強カード」との呼び名が高いクレジットカード。対象航空会社・旅行会社28社で航空券代金やツアー代金を決済すると通常の3倍のポイントが貯まるので、航空会社発行のカードよりもマイルが貯まりやすいのが魅力。さらに、貯まったポイントは提携航空会社15社のマイルに自由に交換可能で、しかもポイントは無期限で貯められるのも大きなメリット! 「長距離+ビジネスクラス」の特典航空券に交換すれば、還元率は1.5%よりも高くなる! |
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◆楽天カード |
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1.0~3.0% | 永年無料 | VISA JCB Master |
楽天Edy (楽天Edyへの チャージ分は 還元率0.5%) |
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【楽天カードのおすすめポイント】 楽天市場や楽天ブックス、楽天トラベルを利用している人はもちろん、楽天ユーザー以外にもおすすめの「年会費無料&高還元」クレジットカードの代表格。通常還元率は1.0%だが、楽天市場や楽天ブックスでは最低でも還元率が3.0%以上に! また、「楽天ポイントカード」や電子マネーの「楽天Edy」との併用で、楽天グループ以外でも還元率は1.5~2.0%以上になる! ゴールドカードの「楽天プレミアムカード」も格安の年会費で「プライオリティ・パス」がゲットできてコスパ最強! |
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◆JCB CARD W(ダブル) |
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1.0~3.0% | 永年無料 | JCB | QUICPay |
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【JCB CARD W(ダブル)のおすすめポイント】 年会費無料で通常還元率は1.0%、「ORIGINAL SERIESパートナー加盟店」のセブン-イレブンやAmazonなどでは還元率2.0%、スターバックスでは還元率3.0%になるお得なカード。しかも、大手カード会社のクレジットカードだけあって、ポイントの汎用性も抜群! |
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【関連記事】 ◆「JCB CARD W」は「楽天カード」などとほぼ同じ、年会費無料+還元率1~3%のJCBの入門用カード!Amazonやスタバをよく利用する20~30代は注目! ◆「JCB CARD W」は、年会費無料で還元率1%以上のお得な高還元クレジットカード!「JCB CARD W」のメリット・デメリットを他のカードと比較して検証! ◆JCB CARD W(ダブル)のメリットを解説!「年会費無料」「常に還元率1.0%以上」「ポイントの使い勝手が良い」と三拍子そろった高還元クレジットカード! |
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◆イオンカードセレクト | ||||
0.5~1.0% |
永年無料 | VISA JCB Master |
Suica ICOCA WAON |
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【イオンカードセレクトのおすすめポイント】 一般的な「イオンカード」ではポイントがつかない「WAON」チャージでポイントが貯まり、「ポイント2重取り」ができるのが最大のメリット。また、「イオンカードセレクト」の保有+月1回のカード(または搭載のWAON)決済+ネットバンキングに登録という3つの条件を満たすだけで「イオン銀行Myステージ」の「シルバーステージ」に到達し、「イオン銀行」の普通預金金利が通常の30倍=0.03%になる(こちらの記事を参照)。メガバンクの定期預金金利が0.002%の今、普通預金金利が0.03%になるのはお得!「イオンカードセレクト」以外の「イオンカード」保有者はすぐ切り替えよう! |
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