クレジットカード活用術
2015年10月7日公開(2018年11月12日更新)
バックナンバー 著者・コラム紹介
菊地祟仁

「ダイナースクラブカード」でもっとも得なのは、
コスパ抜群の「銀座ダイナースクラブカード」! 
高還元+サービス充実で、年会費2万円超の価値あり

ステータスが高いことで知られる
「ダイナースクラブカード」のおすすめカードは?

 「ダイナースクラブカード」、「アメリカン・エキスプレス・カード」と言うと、ステータスの高いクレジットカードとして知られています。通常の「ダイナースクラブカード」でも年会費は2万円を超え、「ダイナースクラブカード」の通常カードが一般的なゴールドカードという位置づけです。

ダイナースクラブカード
還元率 0.4~1.5%
(※1.5%は「ダイナース グローバルマイレージ」加入時、1ポイント=1マイル=1.5円換算)
おすすめクレジットカード!ダイナースクラブカード
発行元 三井住友トラストクラブ
国際ブランド Diners
年会費(税抜) 2万2000円「ダイナース グローバルマイレージ」加入時は別途年会費6000円、税抜)
家族カード あり(年会費5000円、税抜)
ポイント付与対象の
電子マネー
ICOCA
ダイナースクラブカード公式サイトはこちら


「アメリカン・エキスプレス・カード」と「ダイナースクラブカード」は他のクレジットカードと異なり、一律の利用上限金額がありません。一応”目安”が設定されていますが、目安を超えたからといってすぐに使えなくなることはありません。普通に使っている限り、限度額を気にせずに利用することが可能です。このようなことからもステータスの高いクレジットカードとして認識されているのではないでしょうか。

 「アメリカン・エキスプレス・カード」については紹介したことがありますので、今回は筆者も保有している「ダイナースクラブカード」の魅力を紹介したいと思います。
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「ダイナースクラブカード」の基本的なスペックは?
実は高還元で、豪華な付帯サービスは文句なし!

 「ダイナースクラブカード」の年会費は通常カードで2万2000円(税抜)と高額ですが、ポイント還元率、付帯サービスは優れています。ポイントプログラムは「ダイナースクラブ リワードポイント」で、100円につき1ポイント獲得でき、ポイントの有効期限は無期限です。

 貯まったポイントは、「ダイナース グローバルマイレージ」として「1000ポイント=1000マイル」の高レートでマイルに交換でき、交換先もANA、アメリカン航空、デルタ航空、ユナイテッド航空などの大手航空会社のマイルに交換できるため、特定の航空会社のマイルを貯めていない場合には、「ダイナースクラブ リワードポイント」を貯めてから、各社のマイルに移行するという方法もあります。ただし、マイルに移行するには別途年会費6000円(税抜)が必要になります。

 また、一般的なゴールドカードで利用できる国内・海外の空港ラウンジも利用可能です。さらに、海外からの帰国後にはスーツケースを1個、空港から指定場所に無料で送ることができるため、旅行や出張から疲れて帰ってきた時に、スーツケースを持たずに自宅や会社まで行くこともできます。

 「プラチナカード」に付帯されていることの多い「ダイニング特典」も利用可能です。コース料理を2名以上で予約すると1名分が無料となるサービスで、「ダイナースクラブカード」の場合は「エグゼクティブ ダイニング」として利用できます。「エグゼクティブ ダイニング」は筆者も利用しますが、数万円のコース料理が2名分で1名分となるため、「エグゼクティブ ダイニング」を利用するだけで高額な年会費もそれほど気にならなくなるでしょう。

 また、接待などで役に立つのが「サインレス・スタイル」。接待中に抜けだして支払いを済ませるのではなく、事前に予約しておくと、利用店舗での決済が不要になり、後日「ダイナースクラブカード」から引き落とされるサービスです。もちろん、対象店舗のみとなりますが、相手に支払いを見せたくないときに利用できます。

 このような付帯サービスを考えると、「ダイナースクラブカード」は一般的なゴールドカードと同レベルと言うよりは、ゴールドカードとプラチナカードの中間と言ったほうが良いかもしれません。付帯サービスを有効活用すると、一気に魅力的なクレジットカードとなるのです。

ANAやJAL、BMWなどとの提携クレジットカードも
マイル利用者、クルマ所有者にはお得な特典あり!

 「ダイナースクラブカード」にはいくつかの提携カードがあります。「ANAダイナースカード」、「JALダイナースカード」、「デルタスカイマイルダイナースクラブカード」、「MileagePlusダイナースクラブカード」、「BMWダイナースカード」、「ニューオータニクラブダイナースカード」です。

■「ダイナースクラブカード」と提携クレジットカード一覧
 カード名 年会費(税抜) 公式サイトへ
本会員 家族会員
 ダイナースクラブカード 2万2000円 5000円
 ANAダイナースカード 2万7000円 6000円
 JALダイナースカード 2万8000円 9000円  
 デルタスカイマイル ダイナースクラブカード 2万8000円 9000円
 MileagePlus ダイナースクラブカード 2万8000円 9000円  
 BMW ダイナースカード 2万5000円 7000円
 ニューオータニクラブ ダイナースカード 2万2000円 5000円  

 それぞれ年会費が異なりますが、差額は「提携分」ということです。

 「ダイナースクラブカード」は、提携カードでも基本機能は変わりません。従って、先に紹介した基本機能は提携カードでも利用が可能となっています。

 ただし、マイレージ関連の提携カードは、「ダイナース グローバルマイレージ」の航空会社が制限され、「ANAダイナースカード」であればANAマイル以外には交換できません。それ以外の基本機能はすべて利用可能となっています。もちろん、提携カードの場合はマイルへの移行手数料は無料です。

ANAダイナースカード
還元率 1.5%+α
 ※ 1マイル=1.5円換算時
おすすめクレジットカード!ANAダイナースカード
発行元 三井住友トラストクラブ
国際ブランド Diners
年会費(税抜) 2万7000円
家族カード あり(年6000円、税抜)
おすすめポイント 「Edy」へのチャージ200円につき1マイル獲得。国内外のクラブラウンジが無料で利用可能など、充実の付帯サービスが魅力!
ANAダイナースカード公式サイトはこちら


 提携カードではさらに提携分の特典も利用でき、例えば「ANAダイナースカード」の場合は「入会・継続マイル」として毎年2000マイル、ANA便の搭乗マイルも25%アップします。「BMWダイナースカード」の場合は、ポイントをBMWグッズと交換できたり、BMW正規ディーラーで車両購入代金の決済ができたり、ザ・リッツ・カールトン東京の宿泊時にはホテルオリジナルの赤ワインがプレゼントされるなど、提携会社の上乗せ特典が魅力的です。

BMWダイナースカード
還元率 0.4~1.5%
(※1.5%は「ダイナース グローバルマイレージ」加入時、1ポイント=1マイル=1.5円換算)
おすすめクレジットカード!ダイナースクラブカード
発行元 三井住友トラストクラブ
国際ブランド Diners
年会費(税抜) 2万5000円「ダイナース グローバルマイレージ」加入時は別途年会費6000円、税抜)
家族カード あり(年会費7000円、税抜)
ポイント付与対象の
電子マネー
ICOCA
ダイナースクラブカード公式サイトはこちら


 従って、ANAやJALのマイルを貯めている人やBMWのオーナーで特定の提携先を利用する場合はそれぞれの提携カードを保有すればいいのですが、プロパーの「ダイナースクラブカード」を保有する場合は、「銀座ダイナースクラブカード」がおすすめです。

銀座ダイナースクラブカード
還元率 0.4~1.5%
(※1.5%は「ダイナース グローバルマイレージ」加入時、1ポイント=1マイル=1.5円換算)
おすすめクレジットカード!銀座ダイナースクラブカード
発行元 三井住友トラストクラブ
国際ブランド Diners
年会費(税抜) 2万5000円「ダイナース グローバルマイレージ」加入時は別途年会費6000円、税抜)
家族カード あり(年会費無料)
ポイント付与対象の
電子マネー
ICOCA
銀座ダイナースクラブカード公式サイトはこちら


銀座ダイナースクラブカード」をおすすめする理由は、他の「ダイナースクラブカード」とサービス内容は同じなのに、家族カードの年会費が無料になっているからです。

コスパで選ぶなら、家族カードが無料でつくれる
「銀座ダイナースクラブカード」がおすすめ!

 「銀座ダイナースクラブカード」は3種類存在し、「銀座ダイナースクラブカード」、「銀座ダイナースクラブカード/和光」、「銀座ダイナースクラブカード/ヴィーナスクラブ」があります。

 この「銀座ダイナースクラブカード」もANAやJALなどの提携カードと同様、サービス自体は「ダイナースクラブカード」と同じですが、「銀座ダイナースクラブカード」限定の付帯サービスを利用することが可能です。

 「銀座ダイナースクラブカード」限定の付帯サービスとして、銀座の「アルマーニ」5階にある「銀座ラウンジ」を利用できます。ソフトドリンクは無料、「ブルガリ イル・チョコラート」特製のチョコレートも無料でいただけます。「銀座ラウンジ」は筆者も利用しますが、非常に落ち着いた雰囲気で休憩できます。また、筆者には小さい子供がいますが、特に制限されることなく入室できるため、奥さんが1人で買い物を楽しむ間に子どもと休憩するという使い方も可能です。
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「ダイナースクラブ 銀座ラウンジ」は、銀座のど真ん中にひっそり佇む隠れ家的ラウンジ。ここにしかない特製チョコレートまで食べられる!

 また、大丸東京店にある「D’Sラウンジトーキョー」も利用できます。こちらは、東京駅直結という立地のため、新幹線の待ち時間や東京駅での待ち合わせなどに利用できます。こちらもソフトドリンクは無料ですが、お菓子類はありません。
【※関連記事はこちら!】
「D'sラウンジトーキョー」は、大丸東京店にあるプラチナカード会員や大丸の顧客向け特別ラウンジ。東京駅直結でちょっとした仕事や休憩場所に使える!

 さらに年に2回、「資生堂パーラー」のケーキセットまたはコーヒーの無料券が2枚ずつ送られてきます。銀座エリアには特約店もあり、「銀座三越」、「和光」などの特約店で利用した場合はポイントが2倍。マイル換算すると「100円につき2マイル」と非常に還元率が高く、銀座エリアでの特典が多いカードとなっています。

 銀座に行くことはないという方にも、「銀座ダイナースクラブカード」はおすすめです。

 というのも、「ダイナースクラブカード」の年会費は2万2000円(税抜)で、「銀座ダイナースクラブカード」の年会費は2万5000円(税抜)と、「銀座ダイナースクラブカード」のほうが3000円高くなっていますが、「銀座ダイナースクラブカード」の場合は、家族カードの年会費が無料なのです。通常の「ダイナースクラブカード」の場合は家族カードの年会費は5000円(税抜)ですから、家族カード分を考慮すると、「銀座ダイナースクラブカード」のほうが年会費を2000円安く抑えることができるのです。

■家族カードを持つなら「銀座ダイナースクラブカード」がおすすめ!
 カード名 年会費(税抜) 公式サイトへ
本会員 家族会員
 ダイナースクラブカード 2万2000円 5000円
 銀座ダイナースクラブカード 2万5000円 無料
 銀座ダイナースクラブカード/和光
 銀座ダイナースクラブカード/ヴィーナスクラブ

「ダイナースクラブカード」の発行元が
「シティカードジャパン」から「三井住友トラストクラブ」へ……
付帯サービスの内容などに影響はあるのか?

 さて、ここまで「ダイナースクラブカード」の紹介をしてきましたが、実は2015年3月31日、米・シティグループは日本での「ダイナースクラブカード」の発行元である「シティカードジャパン」の全株式を三井住友信託銀行に売却すると発表しています。三井住友信託銀行への売却までの間は、特に商品・サービスに変更はないと発表されていますが、売却後に大幅なサービス改悪が行われないか不安になる方もいるかもしれません。
(※2015年12月14日から「ダイナースクラブカード」の発行会社は「三井住友トラストクラブ株式会社」に変更となっています)

 筆者の考えでは、売却後もすぐにサービスが変更されることはないでしょう。改悪があると、せっかくの利用者が離れてしまい、三井住友信託銀行が購入した意味がなくなってしまうからです。しばらくは商品・サービスの変更がないと思いますので、ステータスの高い「ダイナースクラブカード」を保有したいという方は、それほど心配せずに検討してみましょう。

ダイナースクラブカード
還元率 0.4~1.5%
(※1.5%は「ダイナース グローバルマイレージ」加入時、1ポイント=1マイル=1.5円換算)
おすすめクレジットカード!ダイナースクラブカード
発行元 三井住友トラストクラブ
国際ブランド Diners
年会費(税抜) 2万2000円「ダイナース グローバルマイレージ」加入時は別途年会費6000円、税抜)
家族カード あり(年会費5000円、税抜)
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還元率 0.4~1.5%
(※1.5%は「ダイナース グローバルマイレージ」加入時、1ポイント=1マイル=1.5円換算)
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発行元 三井住友トラストクラブ
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ANAダイナースカード
還元率 1.5%+α
 ※ 1マイル=1.5円換算時
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年会費(税抜) 2万7000円
家族カード あり(年6000円、税抜)
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