好景気でも賃金が伸びない理由は企業の投資行動の変化にあった 西岡純子: 三井住友銀行(ニューヨーク駐在)チーフ・エコノミスト 予測・分析DOL特別レポート 2018年3月7日 5:00 会員限定 戦後の記録を更新する長い景気拡大局面が続き企業業績も好調だが、その実感がないのは理由がある。2000年代以降、企業の利益の“稼ぎ方”が、人件費の抑制や投資も海外企業のM&Aが中心になり、国内の投資や賃金が伸びなくなったからだ。 続きを読む 関連記事 2018年の「給料」、賃上げが本格化し新卒も超売り手市場到来か 松原麻依 景気拡大なのに実質賃金が下がるアベノミクスの本質 石水喜夫 「賃金抑制はいいことだ」と考えた企業経営者たちの失敗 石水喜夫 安倍政権の「生産性革命」が、また日本をおかしくする 金子 勝 特集 最新記事 続・続朝ドライフ 史実では「困ったときのやなせさん」――嵩は“ファイティングやない” 漫画を描けぬまま走り出したその理由【あんぱん第101回】 デキる上司のズルい一言 仕事ができる人が上司に「会議室で相談しない」納得のワケ ニュースな本 最難関なのに茶髪もピアスもOK!一流企業社長やサッカー日本代表を輩出した中高一貫校の“ぶっ飛んだ個性”の育て方 数字は語る 基礎的財政収支が赤字の間に、債務残高対GDP比は改善、それでも安易な財政拡張は禁物だ ニュースな本 イーロン・マスクが米トランプ政権に残した「負の遺産」の正体 最新記事一覧