世界経済に漂う80年代の既視感、当時が日本の「転落」の始まりだった 末澤豪謙: SMBC日興証券金融経済調査部担当部長金融財政アナリスト 予測・分析経済分析の哲人が斬る!市場トピックの深層 2018年5月9日 5:08 会員限定 積極財政政策のもと好況が長く続く米国に象徴されるように世界経済は80年代に先祖返りしたようだ。既視感が漂うなかで、日本経済はその後、転落の一途をたどったことを忘れてはならない。 続きを読む 関連記事 日米・米中の貿易摩擦はこれからが本番、今後のシナリオは? 西岡純子 日米首脳会談で浮上した経済摩擦に過度な懸念は不要な理由 塚崎公義 日本にも「まさか」が起こり得る“トランプリスク第2幕”を警戒せよ 熊野英生 トランプにも絶対忖度しない米議会予算局、1兆ドル財政赤字予測の衝撃 安井明彦 特集 最新記事 総予測2026 【26年の雇用と賃金】春闘賃上げ率は「3年連続の高水準」なるか?若年層は人手不足、中高年層はだぶつく「雇用の二極化」が進む 自動車 “最強産業”の死闘 「尊敬できる自動車メーカー歴代役員」ランキング!豊田喜一郎氏と本田宗一郎氏のレースの行方、ゴーン氏への“意外”な評価とは?【自動車業界350人アンケート】 Diamond マーケットラボ 日経平均株価は「26年度末6万円」到達!?巨額政府債務、弱い政権基盤のリスクよりも成長期待 西濵徹の新興国スコープ ブラジル経済は関税交渉“勝利”も政策金利「15%」で消費不振、内需減速でも株高・レアル堅調は続くか 今だからこそ読みたい!注目特集 M&A総合研究所が仲介事業で「初の減収減益」に陥った同社特有の事情、成約率が上がらず危惧される“負の連鎖”突入《再配信》 最新記事一覧