プロ野球のペナントレースは中盤戦に突入。セ・リーグは巨人と広島が首位を争うが、意外にも頑張っているのが、昨年最下位に沈んだ阪神タイガースだ。 そんなとき、興味深い本がダイヤモンド社より刊行された。『虎とバット 阪神タイガースの社会人類学』である。アメリカの名門、イェール大学のウィリアム・W・ケリー教授が、阪神タイガースと大阪の絆について解読した「研究書」である。とはいえ非常にわかりやすい語り口で記されており、大変面白く読める。綿密なフィールドワークを重ねて書かれた作品のため、誤解や偏見もほとんどない。 本書のテーマはズバリ、「なぜ阪神タイガースは、(それほど強くないのに)これほど愛されているのか?」である。ファン自身も自問自答したことがあるであろうこの難問に、外国人研究者はどのように立ち向かったのか? 本書の抜粋を3回に分けて紹介する。
続きを読む阪神を覆う
“二番手のコンプレックス”
最新記事
続・続朝ドライフ
「気づけば、自分がおいてけぼり」…嵩の背中を押し続けたのぶが、ひとり立ち止まった朝【あんぱん第103回】
岸谷蘭丸のイイタイコト
なぜ日本人は韓国人より英語を話せないのか?岸谷蘭丸が教える「あまりにシンプルな理由」
News&Analysis
高すぎる新米は「ふるさと納税」がおすすめ!元「中の人」イチオシの“コスパ最強”返礼品とは?〈新米3選・食品8選〉
イライラ・モヤモヤ職場の改善法 榎本博明
定年後の人生に「戸惑う人」と「戸惑わない人」の決定的な違いとは?
酒井真弓のDX最前線
「なんて曖昧な指示を…」アクセンチュアのコンサルが、AIを“同僚”にして初めて気付いたこととは?