自分の仕事を死守するために必要とされる、単純だが難易度の高い要件とは? (写真はイメージです) Photo:PIXTA自分の仕事を死守するために必要とされる、単純だが難易度の高い要件とは? (写真はイメージです) Photo:PIXTA

米テック企業のレイオフが続き、日本でも「AIに仕事を奪われる」未来がいよいよ現実味を帯びてきました。しかし、AI全盛の時代でも淘汰されず、逆に不可欠な存在として「大活躍する人」には、ある決定的な共通点があります。業務効率化だけでは生き残れない2026年、市場価値を分ける「たった1つのスキル」とは?(クライス・アンド・カンパニー代表取締役 丸山貴宏)

AIの進化で消える人
大活躍する人の違い

 2025年の転職市場やヒューマンリソース分野で大きな話題になったテーマを振り返ると、生成AIやAIエージェントの普及による雇用の変化や、慢性的な人手不足と賃上げ、それらに伴う採用の難しさといったことがあげられるでしょう。

 とくにAIはどこへ行っても話題になりました。「AIでこの仕事がなくなる」という議論はずっと以前からありますが、いよいよアメリカでそうした動向が見え始めるとともに、「AIを活用してビジネスをどう変えるか」が大きなテーマとなっています。

 いまよく言われているのは、AIを使いこなして従来の3人分の仕事、5人分の仕事をしていくような「生産性を飛躍的に向上させる人」と、単純作業に従事していて「AIに仕事を奪われてしまう人」の二極化という見立てです。では新しい年を迎え、実際にはどうなっていくのか。

 今回は2025年の振り返りをしつつ、2026年にはどんな人材が求められていくのかについて考えてみましょう。