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六本木、京都、福岡…昭和から令和への「定点写真」に見る都市の移ろい

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見慣れた風景は、いつしか変わっていく。子ども時代になじんだ風景が知らぬ間に消えていくことが寂しくて、何の変哲もない町並みをフィルムに収めていこうと、なんとなく思い立ったのは1970年代なかば、20歳前後のころだった。旅が好きだったから、自宅のある東京以外でも、全国あちこちで町の写真を撮っていった。それから何十年と時がたち、昭和から平成にかけて(1970~90年代)撮影した場所を、令和になってから再び訪ね、同じ場所、同じアングルから撮って比較した写真を集めたのが『定点写真でめぐる東京と日本の町並み』(青春出版社)である。

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