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あおり運転厳罰化の一方、きっかけの東名事件は裁判が進まない歯がゆさ

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社会問題となっている「あおり運転」を巡り、今年もさまざまな事件がクローズアップされたが、年の瀬の12月になって、2つの大きな出来事が相次いだ。いずれも6日付で、1つは警察庁が道路交通法の条文を改正してあおり運転を法的に定義し、新たに罰則を創設する方針を固めたこと。もう1つは、世間が厳罰を求めるきっかけになった東名高速あおり運転事件の控訴審で、東京高裁が一審判決を破棄し、差し戻したことだ。今夏は常磐自動車道で男が蛇行運転を繰り返した揚げ句、停止させた男性を殴る事件などが注目され、厳罰化の流れは「待ったなし」だ。警察庁の方針には歓迎の声も聞かれるが、裁判やり直しで東名事件の遺族は悲嘆に暮れている。

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