東宝ミュージカル「王様と私」でソプラノ音域をフォルテの裏声(頭声)で歌い、観衆を驚倒させた本田美奈子さんは、同時にまったく発声法の異なるポップスの新作を発売する。ポップスでは少女のころよりも瑞々しい美しさを広い音域で表現するようになっていた。

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