地方銀行の首脳だけが参加できる地銀頭取三田会は、2014年の初会合の直前、頭取の慶應人脈が突破口となった再編事案が明るみに出たことで、業界の注目組織に躍り出た。ところが、大物が相次ぎ退任。頭取三田会に続いてできた会長三田会でも「大親分」が“失脚”するなど、地銀トップの三田会にかつての輝きはない。むしろ早稲田OBたちの勢力が拡大中だ。

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