
2023.5.15
三井住友銀行の新頭取が明言「金融の“本当の混乱”はこれから起きる可能性がある」
5月1日、米シリコンバレー銀行(SVB)、米シグネチャー銀行に続き、地方銀行である米ファースト・リパブリック銀行が経営破綻した。4月1日に三井住友銀行の頭取に就任した福留朗裕氏は、金融業界でさらなる混乱が生じる可能性や今後の収益強化分野…
記者
あらい・みえこ/07年入社。広告営業を経て08年より週刊ダイヤモンド記者。小売り・外食、銀行、化学・繊維、紙パルプ、タイヤ、アパレル業界を担当。現在の担当は鉄鋼・重工・機械・エンジニアリング業界。主な担当特集は「地銀の瀬戸際 メガバンクの憂鬱」「旭化成 3代30年続いた”院政経営”からの卒業」「短期集中連載 宮永重工の誤算」など。究極のインドア派記者。趣味はトロンボーン。
2023.5.15
5月1日、米シリコンバレー銀行(SVB)、米シグネチャー銀行に続き、地方銀行である米ファースト・リパブリック銀行が経営破綻した。4月1日に三井住友銀行の頭取に就任した福留朗裕氏は、金融業界でさらなる混乱が生じる可能性や今後の収益強化分野…
2023.5.8
日本型雇用慣行の超成功例とされたメガバンクの人事制度だが、ここ最近は「実力主義」の要素が色濃くなってきた。日本経済界の中でもずぬけて熾烈なメガバンクの出世レースの最新事情や、各役職の年収水準を、三菱UFJ銀行を例に追った。文系最高峰…
2023.4.24
米国の利上げに端を発した米シリコンバレー銀行(SVB)の“突然死”に、スイスの金融最大手USBによるクレディ・スイスの救済合併、東芝の非上場化を巡る邦銀各行の巨額融資……。国内外の金融業界では、ビッグニュースが続く。そんな中、4月1日付で…
2023.4.5
相次ぐシステム障害からの立て直しを託され、みずほフィナンシャルグループの社長に緊急登板した木原正裕氏も、今年で就任2年目。2023年度の役員人事には独自色が出るとみられていたが、大方の予想を裏切り、3月に発表された「木原人事」は“不発”…
2023.3.25
百貨店子会社そごう・西武を米フォートレス・インベストメント・グループに売却すると昨年11月に発表したセブン&アイ・ホールディングス。契約実行日は「3月中」だが、関係者の協議は混迷を深めている。その最大の原因である西武池袋本店の改装詳…
2023.3.22
米シリコンバレー銀行の経営破綻により、金融業界が揺れている。現時点では日本の金融システムへの影響は少ないとみる向きが専らだが、実は日本の地方銀行は今回の破綻によって含み損という“時限爆弾”を抱えることとなった。窮地に陥る地銀はどこ…
2023.2.24
2月3日、銀行業界では珍しく華やかな会見が開催された。三井住友フィナンシャルグループが3月から提供を開始する個人向け総合金融サービス「Olive(オリーブ)」のお披露目会である。銀行、クレジットカード、証券、保険など、あらゆる金融サービス…
2023.2.23
「金融処分庁」から「金融育成庁」への転換を掲げてきた金融庁。しかし地方銀行では、仕組み債の販売を巡り顧客からのクレームが増加。海外金利の上昇で外国債券の逆ざやも発生するなど、さまざまな問題が明るみに出ている。銀行関係者から「泣く子…
2023.2.22
三井住友銀行のトップが4月に交代する。新頭取に就任するのは、大方の本命予想を裏切る福留朗裕氏となった。この人事が浮き彫りにしたのは、銀行業界の出世の王道に変化が生じつつある事実だ。では、「新エリートコース」とは何か。3メガバンクの頭…
2023.2.21
この1年強、地方銀行業界は統合ラッシュに沸いている。愛知銀行と中京銀行、ふくおかフィナンシャルグループと福岡中央銀行、横浜銀行と神奈川銀行……。中でも「1県1グループ化」パターンは、地銀再編の新たな潮流となりそうだ。これらの統合事例…
2023.2.20
SMBC日興証券は2月13日、金融商品取引法違反で起訴された相場操縦事件について、東京地方裁判所から有罪判決を受けた。しかし、三井住友フィナンシャルグループでは持ち株会社のトップはもちろん、当の日興の社長ですら引責辞任していない。翻って2…
2023.2.16
金利が上がれば、銀行の収益は増える――。だが地方銀行からは「金利が上がっても、向こう5年はむしろつらい」とのぼやきが漏れ聞こえる。なぜか。ダイヤモンド編集部は地銀対象の独自アンケートの結果からその理由を探り、先行き懸念の一大要因で…
2023.2.13
コロナ禍に国が打ち出した実質無利子・無担保融資(ゼロゼロ融資)の返済が今夏以降、本格化する。金融機関にとっては、安定的で“リスクフリー”のおいしい貸し出しが剥がれ落ちることを意味する。ダイヤモンド編集部は独自アンケートで、地方銀行…
2023.1.28
そごう・西武売却を巡る騒動は、いまや直接の利害関係者だけの問題にとどまらなくなっている。今年に入り競合百貨店13社の労働組合幹部がセブン&アイ・ホールディングスに要請書を提出、そごう・西武労働組合への全面支援を表明した。池袋にゆかり…
2023.1.26
1月24日、百貨店子会社そごう・西武の株式譲渡の延期を発表したセブン&アイ・ホールディングス。背景には、関係者の合意がないまま売却を“ゴリ押し”して巻き起こった「池袋動乱」がある。このまま事態の紛糾が続くようなら、待ち受けるのは井阪…
2023.1.25
1月24日、セブン&アイ・ホールディングスが、米フォートレス・インベストメント・グループへのそごう・西武の株式譲渡の延期を発表した。背景には、関係者の合意がないまま売却を“ゴリ押し”して巻き起こった「池袋動乱」がある。事業転売でもう…
2022.12.30
2021年以降、システム障害が立て続けに発生したみずほフィナンシャルグループ。混乱からの“再出発”を託された木原正裕社長に、23年に向けたみずほ復活の道筋や、みずほ証券を通した楽天証券への出資意図、今後の投資戦略などについて聞いた。
2022.12.29
SBIホールディングスへの出資、相場操縦事件を起こしたSMBC日興証券への行政処分と、2022年は話題に事欠かなかった三井住友フィナンシャルグループ。太田純社長に、クレジットカードを核とする新たな収益戦略の展望や、自身の後継者に求める“素養…
2022.12.28
マーケットのボラティリティの高まりをもビジネスチャンスにできるメガバンクグループと違い、地方銀行は2023年、大きく三つの業績悪化リスクに悩まされそうだ。その三つのリスクについて整理するとともに、自身の経営の在り方を切々と問われる中、…
2022.12.27
各国の利上げなど、不確定要素への対応に追われる銀行業界だが、三菱UFJフィナンシャル・グループ(FG)の業績は絶好調だ。2022年4~9月期に連結業務純益(本業の利益)で中間期ベース過去最高をマークし、懸案だった銀行単体の収益も純利益で3メガ…
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