2020年5月、黒人男性のジョージ・フロイドがミネアポリスで、白人警察官に膝で首を抑えつけられ、「息ができない」と訴えながら窒息死する事件が起きると、全米で大規模な「BLM(ブラック・ライヴズ・マター)」の抗議デモが起きた。この事件を機にアメリカでは人種問題に関心が集まり、ロビン・ディアンジェロの『ホワイト・フラジリティ 私たちはなぜレイシズムに向き合えないのか?』がニューヨークタイムズのベストセラー1位になった。

続きを読む