コロナ禍を経て大きく変化した、中国旅行。ビザの申請に始まり、VPNやQRコード決済対策など知っておくべき事前準備とは？
橘玲
3月末から4月はじめにかけて、中国の新疆ウイグル自治区を旅した。いずれそれについて書いてみたいと思っているが、その前に、この数年で中国の旅…
2024.4.18
「日々刻々 橘玲」記事一覧
「マインドセット」も「恋の吊り橋実験」も「テレビゲーム依存症」も再現性に疑問。なぜ発表された学術論文の大半が誤りなのか？
橘玲
科学的エビデンスのある素晴らしい健康法が発見されたというニュースがメディアを騒がせ、そのうち話題にならなくなって、また新しい健康法がブーム…
2024.4.4
莫大な富をもつとてつもなく賢い者「テクノ・リバタリアン」が、お互いに利用し合ったり、敵対したりしながら、人類の未来をつくっている
橘玲
知識社会が高度化するにつれて、とてつもなく高い論理的・数学的知能をもつ者に富が集中する現象が顕著になってきた。シリコンバレーに集まる彼ら（…
2024.3.21
宇宙に意義を与える意識的存在は人類だけと考えるのは優性思想なのか？AIとの融合は可能なのか？
橘玲
人間とほとんど区別のつかない会話をする生成AIの登場で、機械が意識をもつ可能性が浮上してきた。驚異的なテクノロジーは、わたしたちをどのよう…
2024.3.7
AI社会の到来によって社会や個人の人生はどこまで「最適化」されるべきなのか？
橘玲
高度化した知識社会では、製品や事業だけなく、社会や個人の人生までも「最適化」すべきで、それが「成功」へのもっとも確実な方法だとされている。…
2024.2.22
AIと共生することで生じるのは、ディストピアか豊穣の時代か？「20年後に実現可能な未来」とは？
橘玲
人工知能研究者のカイフー・リー（李開復）はGoogle中国の元社長で、中国のスタートアップに投資するベンチャーキャピタルを設立して大きな成…
2024.2.8
生成AIの登場によって今後の20年はどうなるのか？「機械との競争」で失われる仕事、生き残れる仕事とは？
橘玲
質問に対して人間と区別のつかない返答をする生成AI「Chat GPT」の登場で、機械が知能をもつ未来が現実のものになってきた。この驚異的な…
2024.1.25
【2024年はどんな年になるだろうか？】イスラエルとハマスの紛争は長き引き、アメリカは大統領選の結果に関わらず、ぎすぎすした社会の分裂が続く。人手不足が深刻化する日本では、企業の新陳代謝と効率化が起きる
橘玲
「今年はどんな年になるだろうか？」という予想を、当たるも八卦、当たらぬも八卦で毎年書いている。去年の予想では、「ロシアによるウクライナ侵攻…
2024.1.11
旧約聖書に書かれた「ユダヤ人の起源」は、考古学的に正しいのか?
橘玲
日本の歴史を『古事記』の天孫降臨から始めるのは「歴史学」ではないが、戦前の日本はこれを学校で大真面目に教えていた。そしてイスラエルでは、い…
2023.12.28
ヨーロッパのユダヤ人は古代イスラエル人の子孫ではなく、トルコ系ハザール人？「ハザール人」とはいったい何者なのか？
橘玲
パレスチナ自治政府のトップであるアッバース大統領（PLO議長）がパレスチナ民族評議会で、「ヨーロッパのユダヤ人は古代イスラエル人の子孫では…
2023.12.14
イスラエルへのテロを主導する、ハマスとはどのような組織なのか？
橘玲
イスラエルによる地上侵攻が始まり、ガザの惨状が日々伝えられることで、世界中でイスラエルに対する抗議行動が活発化している。ハマスがガザの市民…
2023.11.30
膨大な遺伝子の組み合わせの得点化から「成人後の所得、刑務所に入る可能性まで」個人の“遺伝的な未来”を高い確率で予測できるようになった
橘玲
遺伝学でいま大きなパラダイム転換が起きている。ヒトのゲノムを安価かつ高速に解析するGWAS （ゲノムワイド関連解析）という驚異的なテクノロ…
2023.11.16
アメリカのユダヤ人がなぜ、イスラエル軍のガザへの空爆を批判するのか？イスラエル国家とリベラルなユダヤ人の対立とは？
橘玲
10月7日、ハマスの武装組織がイスラエルを襲撃して1400人もの民間人らを殺戮、およそ250人を人質にとったことで、イスラエルはガザ地区を…
2023.11.2
イスラエル・ハマスの大規模戦闘はなぜ起きているのか？イスラエルの歴史を紐解きながら「イスラエル人とパレスチナ人はどちらも正しく、どちらも間違っている」理由と解決策を考える
橘玲
イスラームの武装組織ハマスが、パレスチナ自治区ガザからイスラエルに大規模な襲撃を行なった。大量のロケット弾を発射するだけでなく、ブルドーザ…
2023.10.19
マレーシアの金融詐欺師ジョー・ロウはどのように誕生し、レオナルド・ディカプリオの映画を製作し、ミランダ・カーと交際するまでになったのか？
橘玲
誕生パーティにレオナルド・ディカプリオがお祝いにやってきて、ステージの巨大なケーキからブリトニー・スピアーズが飛び出して「ハッピー・バース…
2023.10.5
なぜ大富豪たちは、宗教カルトや陰謀論者と同じように終末論的サバイバルに取りつかれているのか？
橘玲
ダグラス・ラシュコフの肩書をひとつに決めることは難しいが、あえていうならば「サイバーカルチャーの専門家」だろうか。1961年にニューヨーク…
2023.9.21
世界最大のタックスヘイヴンはアメリカ？発展途上国の独裁者やオリガルヒが不正な資金をアメリカに持ち込んでいる実態とは？
橘玲
金融関係者によく知られたジョークに、「世界最大のタックスヘイヴンはアメリカ、その次はイギリス」がある。イギリスはロンドンの自治都市「シティ…
2023.9.7
メタバースは社会を大きく変えるのか？VR体験による効果的な影響と制約とは？
橘玲
今年6月、Appleは満を持してVR/ARゴーグル「Vision Pro」を発表した。価格は3499ドル（約50万円）で、アメリカでの発売…
2023.8.24
オープンAIの登場で危惧される「人間の証明」問題。非中央集権的な認証はどうあるべきか?
橘玲
驚くべきことに、データによれば「ソーシャルメディア上でのやりとりの19％は、すでに人対人ではなく、人対ボットになっている」らしい。「ソーシ…
2023.8.10
AIはなぜ「社会的に不道徳」になるのか？「道徳的に正しい」AIは人類の役に立つのか？
橘玲
対話型AI、ChatGPTが虚偽情報を生成しているとして、FTC（米連邦取引委員会）が開発元のOpen AIへの調査を開始した。アメリカで…
2023.7.27
