今ではビジネスパーソンを指導する立場にいる著者でも、はじめから優れたリーダーだったわけではない。最初にマネジャーになったときには、自己中心的で、思いつくまま勝手気ままな指示を出していた。当時の部下からは二度と一緒に仕事をしたくないとまで言われたほどだというのだから、最悪な上司だったに違いない。そんな自分を反省し、試行錯誤を重ねて著者がたどり着いたのが、本書で明かされる「仕組み」だ。

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