「すべての科学研究は真実である」と考えるのは、あまりに無邪気だ――。 科学の「再現性の危機」をご存じだろうか。心理学、医学、経済学など幅広いジャンルで、過去の研究の再現に失敗する事例が多数報告されているのだ。 鉄壁の事実を報告したはずの「科学」が、一体なぜミスを犯すのか? そんな科学の不正・怠慢・バイアス・誇張が生じるしくみを多数の実例とともに解説しているのが、話題の新刊『Science Fictions あなたが知らない科学の真実』だ。 単なる科学批判ではなく、「科学の原則に沿って軌道修正する」ことを提唱する本書。 今回は、本書のメインテーマである「再現性の危機」の実態に関する本書の記述の一部を、抜粋・編集して紹介する。
続きを読む論文「なぜ発表された研究結果の大半が誤りなのか」…刺激的なタイトルが巻き起こした強烈な議論の顛末
特集
最新記事
人生は「気分」が10割──最高の一日が一生続く106の習慣
【メールの返信】「あっさり即レス」と「丁寧だけどゆっくり返信」、周りに信頼されるのはどっち?
ニュースな本
教育熱心な親が知らない「週5で習い事をする子」が奪われる大切な能力
経済は地理から学べ!【全面改訂版】
【貿易の裏側】メキシコもシンガポールも笑顔に…日本が叶えた「本当のWin-Win」とは?
なぜか干渉される人 思わず干渉してる人
干渉してくる「うざい人」を一発で黙らせる「ひと言」とは?
87歳、現役トレーダー シゲルさんの教え 資産18億円を築いた「投資術」
【資産21億円・89歳の現役トレーダー】「負け続ける投資家」になりたくなかったら、真っ先にやめたほうがいい“NG習慣”とは?