大企業の人材を新興国に送り込んで現地の課題解決を行う「留職」プログラムをはじめ、ビジネスとソーシャルをつなぐさまざまな活動を展開してきたNPO法人のクロスフィールズ。代表の小沼大地さんによれば、近年ビジネスの世界で注目されているミッション・ビジョン・バリューやパーパスを主軸とした経営は、NPOのような非営利組織の運営においては、長年にわたって常識的に行われてきたものだといいます。 その小沼さんが「すぐに実践に落とし込める稀有な本」「NPOで実践してきたことが非常によく整理されている」と絶賛するのが『理念経営2.0』という一冊だ。同書の著者である佐宗邦威さんは、クロスフィールズが2021年にビジョン・ミッションを改定する際に伴走役を務め、書籍の執筆過程においても、クロスフィールズの取り組みを大いに参考にしたという。時代に先んじて「理念経営2.0」を実践してきたクロスフィールズでは、今どんなことが起こっているのか──お二人の対談を全3回にわたってお送りする(第1回/全3回 構成:フェリックス清香 撮影:疋田千里)。
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【対談・小沼大地×佐宗邦威】理念経営の実践者たち #29
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