サプライチェーンの異業種間でトラックのシェアリングが広がっている。トラックドライバーの時間外労働時間の規制が厳格化される「2024年問題」を機に、ドライバーの労働時間を短縮しつつ、トラックの稼働率を上げる効率化への要請が高まっているためだ。メーカー、卸、小売りそれぞれが持つトラックのキャパシティーを、業態の垣根を超えて有効活用する動きが加速してきた。

続きを読む