学習塾の「第一ゼミナール」を展開するウィザスに対して、シンガポールの投資ファンドが株主提案を出したことが分かった。大株主でもある創業者がウィザスの役員を退いた後も、長期間にわたり子会社の代表取締役社長を務めていることを問題視し、連結子会社の取締役の任期を制限することなどを求めている。投資ファンドが指摘する、創業家による「子会社私物化」の実態など“特別待遇”の中身を明らかにする。

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