生まれたときに割り当てられた性と、自ら認識する性が異なる人々を指す「トランスジェンダー」。近年トランスジェンダーの人たちの存在が広く可視化されるなか、ヘイトの対象となることも少なくない。フェミニストのジャーナリストとして活動するユリア・エブナー氏は「トランスのアクティビズムほど政治的・感情的に議論を呼ぶものはまずない」と語る。妊娠・出産を経験したゲイのトランス男性、トリスタン・リーズへの取材を中心に、現代人が抱えるジェンダーの課題について紐解いていく。※本稿は、ユリア・エブナー著、西川美樹訳『ゴーイング・メインストリーム 過激主義が主流になる日』(左右社)の一部を抜粋・編集したものです。
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