多くのミュージシャンに影響を与えてきた伝説のフュージョンバンド「カシオペア」。そのキーボード奏者として活躍した向谷実氏は、幼少期からのレイルファンだ。今では駅のメロディを創ったり、鉄道シミュレーションゲームを開発したりと、鉄道との関わりがより深くなっている。鉄道にまつわる音を愛する“音鉄”の片倉佳史氏が、向谷氏の創作の原点に迫る。※本稿は、片倉佳史『鉄道の音を楽しむ 音鉄という名の趣味』(交通新聞社)の一部を抜粋・編集したものです。

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