7月、カナダのコンビニエンスストア大手アリマンタシォン・クシュタールがセブン&アイホールディングスの買収から手を引いた。長く“内憂外患”の状況にあったセブンは今後、単独で成長していく道筋を示さなくてはならない。5月に発足した新経営陣は、どのように成長戦略を描いているのか。新たに発表された中期経営計画で掲げられた国内コンビニ事業のテコ入れ策の有効性と、かねて発表していた北米子会社であるセブン-イレブン・インク上場の死角をひもとく。

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