ニデックの成長をけん引してきたM&Aの立役者が電撃退任――。その陰では、牧野フライス製作所のTOB(株式公開買い付け)撤回との因果関係が囁かれ憶測を呼んでいる。だが、波紋はこれだけにとどまらない。2024年4月に岸田光哉体制が発足して以降、経営幹部の退任が相次いでいるのだ。人材流出の舞台となった事業部門はどこなのか。

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