最近、ゴミ処理施設で、間違った電池の捨て方をしたことによる大規模な火災が頻繁に起きているのをご存じだろうか。2024年12月には茨城県守谷市のゴミ処理施設で大規模な火災が発生、現在も施設が停止したままだ。同年12月には千葉県印西市、2025年1月には埼玉県川口市、4月に愛知県大口町、そして6月と8月には愛知県岡崎市と、あちこちのゴミ処理施設で火災が発生している。これらの火災の原因とみられているのが、モバイルバッテリーなどに使われるリチウムイオン電池である。こうした状況に、「死人が出ないのが奇跡」と警鐘を鳴らすのは、お笑い芸人とゴミ清掃員の“二刀流”で知られる、マシンガンズ・滝沢秀一さんだ。ゴミ処理施設で火災が起きたらどういう事態が起こるのか。リチウムイオン電池にはどういう危険があり、どう捨てれば安全なのか、滝沢さんに話を聞いた。

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