「誰もが安心して医療を受けられる」ことを掲げ、筆者の祖父が導入に尽力した国民皆保険制度。1961年に導入されたが、その高い理想とは裏腹に、病院はころころ変わる診療報酬に翻弄(ほんろう)されるようになってしまった。理想と現実のはざまで苦境に陥った病院経営のいまに迫る。

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