東日本大震災から14年。あの未曽有の大災害の傷が癒えないうちに、今度は首都直下型地震が関東全域を襲うかもしれない。その発生確率は、今後30年以内に70%で、しかも被害は、3・11を超えると予測されている。そんな最悪のシナリオに備え、私たちがいまできることとは?※本稿は、地球科学者で京都大学名誉教授の鎌田浩毅『災害列島の正体 ―地学で解き明かす日本列島の起源』(扶桑社)の一部を抜粋・編集したものです。

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