同じ渋谷区に“自分とまったく同じ名前”の人物がいる。そんな偶然を知った瞬間から、心臓がバクバクと高鳴った。メールを送るか迷い続けて1年。そしてついに「田中宏和」と「田中宏和」が出会う日がやってくる。名刺を差し出しながら笑い合った、その瞬間からすべてが始まった。名前という境界を越えてつながる、ユーモラスで少し不思議な物語。※本稿は、ブランド・クリエイティブ・ディレクターの田中宏和『全員タナカヒロカズ』(新潮社)の一部を抜粋・編集したものです。
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