東証グロース上場のSAAFホールディングスを巡る委任状争奪戦が、前代未聞の異常事態へと発展した。5月12日の臨時株主総会で、会社側は自ら集めた委任状をあえて「不行使」として流会を狙う奇策を発動。しかし前俊守・元社長ら株主側は議案成立を宣言し、対する会社側がガードマンを配備して新役員を締め出す「本社籠城」の泥沼劇となっている。さらに水面下では、純利益を圧迫する巨額の総会対策費に加え、Schoo(スクー)株取得を巡る不透明な「資金還流疑惑」も浮上。なりふり構わぬ会社防衛が招いたガバナンス崩壊の深層を追う。

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