仮想通貨シンボル(XYM)とは?今後の見通しや将来性を徹底解説!

仮想通貨XYM

仮想通貨の基盤となるブロックチェーンは、だれでも利用できるパブリックチェーンが主流であり、市場には似たような特徴のものが溢れている。

そうした中、今回取り上げるブロックチェーン「Symbol(シンボル)」は、企業や公的機関での利用に特化しており、他のブロックチェーンとの差別化が上手く図られている。

この記事では、そんなSymbolと、Symbolの基軸通貨であるXYM(ジム)の基本的な特徴、これまでのXYMの価格の値動き、今後の見通しなどを解説していく。

この記事の要点
  • Symbolは、エンタープライズ(法人)のニーズに特化したブロックチェーン
  • NEMブロックチェーンが開発のベースになっている
  • プライベートチェーンとパブリックチェーンの「いいとこ取り」をした、ハイブリッドなブロックチェーンである
  • 基軸通貨XYMの価格は2021年3月のローンチ直後をピークに、2021末頃からは下落基調が続いている

Symbolの基軸通貨XYM(ジム)は、国内では投資対象としての人気が高く、多くの仮想通貨取引所で取り扱われている。

その中でも、コインチェックなら仮想通貨初心者の方にとってもシンプルで扱いやすい取引ツールを提供している。

コインチェックTOP

ジムに興味がある方は、ぜひCoincheck公式サイトも、合わせてチェックしておくとよいだろう。

目次

シンボル(XYM)とは?

仮想通貨XYM1
出典:Symbol公式サイト
名称 XYM(ジム)
ティッカーシンボル XYM
ローンチ時期 2021年3月
価格* ¥2.14
時価総額* ¥13,013,376,653
時価総額ランキング* 401位
取り扱いのある主な仮想通貨取引所 Coincheck
GMOコイン

BitTrade
bitbank
bitFlyer
*2024年10月24日時点、CoinMarketCap調べ

Symbol(シンボル)は、企業や公的機関などの、エンタープライズ(法人)からのニーズに特化したブロックチェーンだ。

開発したのはNEM Group Ltd.(NGL)で、2021年3月にメインネットがローンチされた。

Symbolの基軸通貨となるのはXYM(ジム)で、一般的にはブロックチェーンの名称と同じ「シンボル」の通称で表記されることが多い。

なお、本記事ではブロックチェーンと基軸通貨を明確に区別するため、ブロックチェーンを「Symbol」、基軸通貨は正式名称の「XYM」で表記する。

本記事執筆時点のXYMの時価総額は約130億円で、時価総額ランキングでは401位*にランクインしている。*2024年10月24日、CoinMarketCap調べ

シンボル(XYM)の特徴

ブロックチェーンのSymbolと、その基軸通貨のXYMには、主に次のような特徴がある。

Symbol・XYMの主な特徴
  • NEMブロックチェーンをベースにして開発された
  • コンセンサスアルゴリズムに「PoS+」を採用している
  • ハイブリッド型のブロックチェーンである

NEMブロックチェーンをベースにして開発された

Symbolは、NEM Group Ltd.が開発・運営をおこなっていた別のブロックチェーン「NEM(ネム)」の大型アップデートによって、2021年3月にローンチされた。

この通貨はNEMの進化形としてリリースされており、リリースする際はXEMコイン1枚につきXYM1枚がエアドロップされている。

NEMは「New Economy Movement(新しい経済運動)」の略称で、国や政府に縛られない分散型(非中央集権型)経済の構築を目指すプロジェクトで、エンジニア向けの実験環境として開発された。

一方、Symbolは前述のとおり、企業や公的機関などのエンタープライズ(法人)からのニーズに特化したブロックチェーンで、NEMとの差別化が図られている。

お互いに異なる目的を持っているため、Symbolが誕生したあともNEMは存続し続けており、現在は、NEMをSymbolのサブチェーンにする取り組みがおこなわれている。

コンセンサスアルゴリズムに「PoS+」を採用している

Symbolでは、コンセンサスアルゴリズムにプルーフ・オブ・ステーク(PoS)を改良した、「プルーフ・オブ・ステーク・プラス(PoS+)」が採用されているのが特徴だ。

元となるPoSでは、対象となる仮想通貨をより多く保有することによって、トランザクションを検証・承認する(ブロックを生成する)権利が割り当てられる可能性が高くなり、その権利を得てブロックの生成をおこなうことでステーキング報酬が得られる仕組みとなっている。

しかし、この場合は多くの資産を保有しているネットワーク参加者に、権利と富が集中する恐れがある。

一方、Symbolが採用するPoS+では、XYMの保有量だけでなく、取引量やノード(ネットワークに参加しているコンピューターのこと)の活動量も評価対象にしたスコアに応じ、ブロックの生成者が決まる仕組みが導入されている。

そのため、XYMの保有量が少ないネットワーク参加者に対してもブロック生成の権利が割り振られる可能性があり、また、権利が分散されることで処理スピードの向上も実現している。

ハイブリッド型のブロックチェーンである

Symbolは、パブリックチェーンとプライベートチェーンを組み合わせたハイブリッド型のブロックチェーンだ。

パブリックチェーン・プライベートチェーンとは?

パブリックチェーンとは、だれでもネットワークに参加できる公共性の高いブロックチェーンにこと。

管理者不在で誰に対しても情報がオープンなので公正な取引ができる反面、不特定多数のノードが取引の検証・承認に関わることから、取引の処理スピードや手数料ではプライベートチェーンに劣る場合が多い。

一方、プライベートチェーンには中央集権的な管理者が存在し、ネットワークへの参加者が限定されている。

管理者に依存するためカウンターパーティーリスクを伴うが、取引の検証・承認に関わるノードが少なくて済むことから、高速・低コストで利用できる。

Symbolは、いわばパブリックチェーンとプライベートチェーンの「いいとこ取り」をしたもので、その性能を必要とする企業や公的機関での採用を目指している。

今まではパブリックチェーンとプライベートチェーンの2つのクロスチェーンの相互運用は非常に困難だった。2つのネットワークの構造は前述の通り大きく異なるため、通常であれば互換性を確保するための工夫が必要となる。

しかし、Symbolではあればハイブリッド型のチェーンであるため、相互の互換性を支援することができ双方のチェーンを活用したいというユースケースには有効なソリューションとして機能する可能性があるのだ。

NFTやDefiにもSymbolは活用可能

Symbolのプラットフォームではマルチレイヤーやマルチシグネチャーアカウントなど汎用的なツールを多数備えている。

これによってSymbolのエコシステムのユーザーはNFTや株式そしてセキュリティトークンオファーリング(STO)等のデジタルアセットを作ることが可能だ。

また、このエコシステムの中では「モザイク」の作成のサポートされる。モザイクはユーザーが独自に設計及びカスタマイズすることができるトークンで、新しいDefiサービスやSTO、新規のネイティブ通貨を作成することができるだろう。

つまりエコシステムのユーザーはあらゆるデジタル資産をSymbolで扱うことができる可能性があるのだ。

シンボル(XYM)の価格動向

ここで、これまでのXYMの価格の動向を確認しておこう。

ローンチから現在までの価格動向

まずは、2021年3月のローンチから本記事執筆時点(2024年10月)までの値動きを、XYM/USDT(米ドルに連動するステーブルコイン)のチャートで確認してみよう。

ローンチから現在までの価格動向
出典: TradingView

XYMは市場への上場を果たした直後こそ高騰したが、すぐに急落して、ローンチ直後の価格を大きく下回った。

その後は、2021年10月から11月にかけてやや復調したものの、3月末(ローンチ直後)につけた高値には及ばず、2021年末からは下落基調へ転じている。

そして、2023年1月以降は特に大きな値動きは確認できず、0.02ドル付近で停滞する推移が続いている。

直近の価格動向

次に、本記事執筆時点(2024年10月24日)から直近の価格の推移も見てみよう。

直近の価格動向
出典: TradingView

2023年後半は仮想通貨全体で上昇相場であったが、XYMは若干の下落基調相場になっていた。

2023年10月後半からビットコインの現物ETF承認期待によりXYM含む仮想通貨市場全体で上昇が見られたが、2024年2月まで停滞している。

しかし、仮想通貨市場全体が再び盛り上がりを見せる2月後半から3月にかけては高騰したが、10月現在は再度下落している。

これからも、このような値動きが続くのか、それとも上昇に転換していくのか、見極めが必要だ。

XYMへの投資を検討しているという方は、十分にリサーチをした上で投資判断を下すようにしていただきたい。

シンボル(XYM)を購入できる仮想通貨取引所

XYMは比較的新しい仮想通貨であるものの、アップデート元のXEMを取引できるところを中心に、国内でも多くの仮想通貨取引所で取り扱われている。

今回は、それらの中からおすすめの6社をピックアップして、各取引所の基本情報や特徴などを紹介していく。

XYMの取り扱いがある主な仮想通貨取引所

Coincheck

Coincheck-top
出典:Coincheck
提供する取引の種類 現物取引(販売所・取引所)
取り扱い銘柄数 31種類
BTC、XRP、ETH、BCH、XEM、
LSK、LTC、ETC、XLM、MONA、
QTUM、BAT、IOST、ENJ、
SAND、DOT、PLT、FNCT、CHZ、
LINK、DAI、IMX、APE、MATIC、MKR、
AXS、WBTC、AVAX、SHIB、BRIL、BC
最小取引数量
(XYMの場合)
現物取引(販売所):500円相当額
現物取引(取引所):取り扱いなし
取引手数料
(XYMの場合)
現物取引(販売所):無料、スプレッドあり(0.1~5.0%)
現物取引(取引所):取り扱いなし
仮想通貨の送金手数料
(XYMの場合)
1.0XYM
その他のサービス Coincheckつみたて
Coincheck IEO
Coincheck NFT
Coincheckでんき
Coincheckガス
Coincheckアンケート
貸暗号資産サービス
ステーキングサービス(β版)
公式サイト Coincheck公式サイト
関連記事 Coincheckの評判・口コミ

Coincheckは、東証プライム上場のマネックスグループに属する仮想通貨取引所だ。

過去にはハッキング被害に見舞われたが、その後にマネックスグループの傘下に入り、現在ではマネックスグループの持つノウハウを活かした強固なセキュリティ体制を築いている。

本記事執筆時点(2024年10月)では31種類の仮想通貨を取り扱っており、すべての銘柄に対してワンコイン(500円)から投資することが可能だ。

また、自動積み立て、レンディングサービス、IEOなどの、仮想通貨を運用するサービスも豊富に揃っている。

GMOコイン

gmoコイン1
出典:GMOコイン
提供する取引の種類 現物取引(販売所・取引所)
レバレッジ取引(販売所・取引所)
取り扱い銘柄数 26種類
BTC、ETH、BCH、LTC、XRP、
XEM、XLM、BAT、OMG、XTZ、
QTUM、ENJ、DOT、ATOM、XYM、
MONA、ADA、MKR、DAI、LINK、
FCR、DOGE、SOL、FIL
ASTR、SAND
最小取引数量
(XYMの場合)
現物取引(販売所):取り扱いなし
現物取引(取引所):1XYM
レバレッジ取引(販売所):取り扱いなし
レバレッジ取引(取引所):取り扱いなし
取引手数料
(XYMの場合)
現物取引(販売所):取り扱いなし
現物取引(取引所):Maker -0.03%、Taker 0.09%
レバレッジ取引(販売所):取り扱いなし
レバレッジ取引(取引所):取り扱いなし
仮想通貨の送金手数料 無料
その他のサービス つみたて暗号資産
貸暗号資産
ステーキング
IEO
API
公式サイト GMOコイン公式サイト
関連記事 GMOコインの評判・口コミ

GMOコインは、東証プライム上場のGMOインターネットグループに属する仮想通貨取引所だ。

GMOグループが培ってきたノウハウが存分に活かされていて、サービスの質が高く、オリコン顧客満足度調査で2年連続の一位*に選ばれるほどユーザーからの評価が高い。*2021年・2022年 オリコン顧客満足度® 調査 暗号資産取引所 現物取引 第1位

国内最多クラスとなる26種類の仮想通貨を取り扱っていて、現物取引だけでなく、レバレッジ取引に対応する銘柄も充実している。

さらに、各種手数料は無料、その中でも仮想通貨の出金手数料がかからないという点は、決済などの実用目的で仮想通貨を購入したい方にとっては、非常に大きなメリットと言えるだろう。

BitTrade(ビットトレード)

出典:BitTrade
提供する取引の種類 現物取引(販売所・取引所)
レバレッジ取引(販売所)
取り扱い銘柄数 42種類
最小取引数量
(XYMの場合)
現物取引(販売所):1.0XYM
現物取引(取引所):買い2円、売り0.1XYM(成行注文の場合)
レバレッジ取引(販売所):取り扱いなし
取引手数料
(XYMの場合)
現物取引(販売所):無料、スプレッドあり
現物取引(取引所):無料
レバレッジ取引(販売所):取り扱いなし
仮想通貨の送金手数料
(XYMの場合)
1.0XYM
その他のサービス 貸暗号資産
公式サイト BitTrade(ビットトレード)公式サイト
関連記事 BitTrade(ビットトレード)の評判・口コミ

BitTrade(ビットトレード)は、世界170カ国以上で仮想通貨取引のサービスを展開している、Huobi(フォビ)グループ傘下の日本法人が展開する仮想通貨取引所。

Huobiのセキュリティ技術は非常にレベルが高く、2019年には独立評価機関のICORating社から、世界最高水準のセキュリティとの評価を受けたことがある。

bitbank

bitbank1
出典:bitbank
提供する取引の種類 現物取引(販売所・取引所)
取り扱い銘柄数 39種類
最小取引数量
(XYMの場合)
現物取引(販売所):0.000001XYM
現物取引(取引所):0.0001XYM
取引手数料
(XYMの場合)
現物取引(販売所):無料、スプレッドあり
現物取引(取引所):Maker -0.02%、Taker 0.12%
仮想通貨の送金手数料
(XYMの場合)
0.01 XLM
その他のサービス 貸して増やす(レンディングサービス)
公式サイト bitbank公式サイト
関連記事 bitbankの評判・口コミ

bitbankは、仮想通貨全体の取引量で国内No.1*を獲得したことがあり、高い流動性の中で安定した取引ができる仮想通貨取引所だ。*2021年2月14日 CoinMarketCap調べ

PC版とアプリ版の両方の取引ツールに、高機能チャートツールのTradingViewを実装しているので、豊富なテクニカル指標を使った細かな相場の分析が可能になるのもポイント。

特に、スマホアプリに対する評価は高く、過去にはApp Storeのファイナンスカテゴリーで、ランキング1位*を獲得したこともある。*2018年10月31日 iOS App Storeファイナンスカテゴリー 無料ランキング

安全・快適な環境で仮想通貨取引を楽しみたいなら、bitbankは必ずチェックしておきたい仮想通貨取引所だ。

bitFlyer

bitflyer
出典:bitFlyer
提供する取引の種類 現物取引(販売所・取引所)
レバレッジ取引(取引所)
取り扱う仮想通貨 33種類
BTC、ETH、ETC、LTC、BCH、
MONA、LSK、XRP、BAT、XEM、
XLM、XTZ、DOT、LINK、XYM、
MATIC、MKR、ZPG、FLR、PLT
SHIB、SAND、AXS、IMX、MANA、
APE、CHZ、DAI、AVAX、GRT、
RNDR、DOGE、ELF
最小取引数量
(XYMの場合)
現物取引(販売所):0.000001XYM
現物取引(取引所):取り扱いなし
レバレッジ取引(取引所):取り扱いなし
取引手数料
(XYMの場合)
現物取引(販売所):無料、スプレッドあり
現物取引(取引所):取り扱いなし
レバレッジ取引(取引所):取り扱いなし
仮想通貨の送金手数料
(XYMの場合)
2XYM
その他のサービス ステーキングリワードサービス(一時停止中)
かんたん積立
ビットコインをもらう
bitFlyerクレカ
ビットコイン寄付
友達招待プログラム
Tポイント交換サービス
bitWire(β)
公式サイト bitFlyer公式サイト
関連記事 bitFlyerの評判・口コミ

bitFlyerは、2014年に設立された、老舗で指折りの人気を誇る仮想通貨取引所。

ビットコインの取引高で6年連続日本一*を獲得していることからも、人気の高さがわかるだろう。*Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2016 年 〜 2021 年の年間出来高(差金決済 /先物取引を含む)

業界最長となる7年以上にわたってハッキングの被害がないことも、人気の下支えとなっている。

取り扱う仮想通貨は、XYMなどのアルトコインを含む全33種類。最大の特徴は、いずれの仮想通貨もわずか1円から売買することができる点で、投資初心者からの支持も厚い。

また、純粋な仮想通貨の取引以外のサービスも豊富で、中には決済額に応じてビットコインがもらえる「bitFlyerクレカ」や、Tポイントをビットコインに交換できるなど、他社にはないユニークなサービスもある。

シンボル(XYM)の購入方法・買い方

それでは早速、国内での上場先の1つである「コインチェック」を例にして、XYMに投資する方法を確認していこう。

XYMの購入方法
  1. 仮想通貨取引所(Coincheck)で口座を開設する
  2. 購入資金を入金する
  3. XYMの値動きを確認する
  4. 数量を決めて購入する

仮想通貨取引所(Coincheck)で口座を開設する

まずはCoincheck公式サイトにアクセスして、口座開設を申し込もう。

コインチェックの公式サイト
出典:Coincheck公式サイト

Coincheckでの口座開設手順は以下のとおりで、本人確認手続きは、スマホで自身の顔と本人確認書類を撮影アップロード形式で行える。

口座開設手順
  1. メールアドレスを登録する
  2. 各種重要事項を確認する
  3. 電話番号認証をおこなう
  4. 個人情報を入力する
  5. 本人確認書類を提出する

購入資金を入金する

口座開設が完了したら、次はその口座にXYMの購入資金を入金しよう。

Coincheckの場合、入金方法は銀行窓口やATMなどから振り込む振込入金と、インターネットバンキングを用いたクイック入金のコンビニ入金の3種類から選択可能だ。

XYMの値動きを確認する

口座への入金が完了すると、いつでも取引を始めることができる。

しかしXYMへの投資は、価格変動による損失リスクを伴うため、準備が整っても闇雲に手を出すのではなく、まずは落ち着いて値動きを分析して、自身にとってより有利な取引のタイミングを探ることをすすめる。

Coincheckの取引ツールなら、豊富な描画ツールやテクニカル分析指標を使って、細かな値動きの分析が可能だ。

数量を決めて購入する

値動きを確認して、取引のチャンスを見定めたら、いよいよXYMを購入してみよう。

成行注文を利用する場合は、基本的には購入する数量を指定して、注文を出すだけでよい。

また成行注文以外に、指値注文や逆指値注文などの注文方法も揃っているので、それらを駆使してより有利な価格での購入を狙ってみるのもよいだろう。

以上、Coincheckを使ってXYMを購入する方法を紹介した。

Coincheckなら、オンラインで口座を開設することができ、高性能な取引ツールを使って、XYMの取引を楽しめる。

興味がある方は、ぜひこの機会にCoincheck公式サイトにアクセスしてサービスの詳細を確かめてみよう。

シンボル(XYM)の今後の見通し・将来性

最後に、Symbolの将来性について考察してみよう。

Symbolの今後に関わる重要なポイント
  • 企業などでの活用が着実に進められている
  • 上場先が増えていく可能性がある
  • 投資対象としての人気の行方は不透明

企業などでの活用が進められている

企業や公的機関からのニーズに特化しているSymbolは、着実に採用先を増やしている。

先ほども紹介したが、本記事の執筆時点で急騰する理由になったと考えられる、株式会社サイアムレイワインターナショナルと岐阜大学がおこなっている農業関連の実証実験への採用も、まさにその事例の1つだ。

Symbolの採用先が増えていけば、XYMの価格にも自然と良い影響が生じるだろう。

上場先が増えていく可能性がある

XYMは2021年3月にローンチされた、比較的新しい仮想通貨だ。

そのため、今後も国内外で、XYMを取り扱う仮想通貨取引所は増えていく可能性がある。

また、海外では近年、仮想通貨を投資信託の構成銘柄に組み込むなどの動きが活発化しているので、構成銘柄の1つとしてXYMが採用されることにも期待ができる。

XYMがより活発に取引されるようになれば市場での流動性が増して、取引するときの安定性の向上が見込まれる。

投資対象としての人気の行方は不透明

現在の仮想通貨市場では、個人や企業などの、だれもが自由に利用できるパブリックチェーンの基軸通貨、通貨としての利便性が高いステーブルコインが高い人気を誇っている。

そのため、企業や公的機関での利用に特化したSymbolとXYMは、機能としてはうまく差別化が図られているものの、仮想通貨市場の中ではニッチな存在だと受け取ることもできる。

さらに、個人投資家から見れば、XYMはビットコインやイーサリアムなどと比べると、今のところはほとんど有用性を体感できない仮想通貨だと言える。

そのため、企業などからの需要は着実に獲得できても、投資の対象として人気を集めていけるようになるかは不透明だ。

投資の対象としての人気が相対的に低ければ、仮想通貨市場全体が活況になっても他の人気銘柄に比べて資金の流入が乏しく、あまり値上がりが期待できなくなる可能性がある点には注意が必要だろう。

仮想通貨シンボル(XYM)に関してよくある質問

仮想通貨シンボル(XYM)の発行枚数は何枚ですか?

シンボル(XYM)の最大発行枚数は、89億9999万枚(8,999,999,999枚)となっている。

記事執筆時点(2024年10月)では、そのうち50億枚程度が市場に流通している状況だ。

(CoinMarketCap調べ)

仮想通貨シンボル(XYM)の将来性について教えてください

本記事では、シンボル(XYM)の将来性について

  • 企業などでの活用が着実に進められている
  • 上場先が増えていく可能性がある
  • 投資対象としての人気の行方は不透明

の3つの観点から考察してきた。

シンボルの将来性が気になるという方は、ぜひ詳細をチェックしてみてほしい。

シンボル(XYM)の予想まとめ

今回は、ブロックチェーンのSymbolと、その基軸通貨XYMの特徴や、今後の見通しなどを解説した。

この記事のまとめ
  • Symbolは、企業や公的機関での利用に特化したブロックチェーン
  • NEMブロックチェーンをベースに、2021年3月にローンチされた
  • プライベートチェーンとパブリックチェーンを組み合わせたハイブリッド
  • 独自のコンセンサスアルゴリズムによって、処理の分散化と高速化を実現している

Symbolの基軸通貨XYMは、2021年末頃から長い下落基調が続いていて、最近は値動きそのものが乏しくなっている。

しかし、将来的な値上がりに期待をするなら、割安な価格水準の今は、XYMの購入チャンスと考えることもできそうだ。

SymbolやXYMに将来性があると感じた方は、来るべきときの購入を見据えて、今の内にXYMの価格動向を分析しておくのもよいのではないだろうか。

なお、これからXYMへの投資を始める方には、「コインチェック」が初心者でも扱いやすい取引ツールを提供している

コインチェックTOP

まだ口座をお持ちでないなら、ぜひこの機会にコインチェックの公式サイトにアクセスして検討してみてはいかがだろうか

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