やはり大事なのは過去問対策
中学受験において、生徒数では中堅〜難関校あたりのボリュームゾーンのほうが多いのに、その子たちへのサポートが十分でないのは、正直に言って不誠実だなと私は思っています。とはいえ、やってくれないものはやってくれないので、自分で何とかするしかありません。
では何をすればよいのかとなったら、やはり大事なのは過去問対策です。「共学化して新たなスタートを切りました!」みたいな例外を除き、ほとんどの学校では毎年似た傾向の入試問題を出してきます。
なぜかといえば、各学校が持っている「こういう生徒に入学してほしい」というビジョンは毎年そう変わらないからです。過去問を解き、しっかり解説を理解することを繰り返せば、着実に力がついていきます。
徹底した国語の過去問対策で合格を掴んだAさん
私は小学1年生から5年生まで他塾に通っていました。ただ楽しく通っていましたが、5年生の夏から受験について真剣に考えるようになり、そこで初めて私は国語が苦手であると気づきました。しかし、塾で点数が取れるように意識しても、そもそもの読み方や記述の根拠の取り方さえわからず、もちろん偏差値は上がりませんでした。
そんな時に母から、姉が国語1教科で合格をもらえたのはテスティーのT先生に教えていただいたおかげであると聞き、私はT先生に国語を教わることになりました。
オンラインで授業を受けていましたが、根本的な文章の読み方や記述の書き方、記号の選択の仕方を、一から丁寧に教わりました。
テスティーの授業を受け始めた頃は、授業で扱った問題の直しをしていましたが、6年生になってからは過去問を解くようになりました。
過去問を解く時もその学校の問題傾向を分析し、詳しく伝えていただきました。最初は29点だったのが最後には70点を安定して取りつつ、いい時は80点を取れるようになりました。
そのおかげで受験当日にも安心して冷静に解くことができ、受験校すべてから合格をいただいたので、とても感謝しています!
国語は教科の中で配点が高い割には、解き方の習得にとても時間がかかります。またすべての教科の土台となります。ですのでこれから6年生になる方も、ぜひ早いうちから国語に手を入れたほうが自信につながると思います。
T先生、ありがとうございました。そしてこれから受験をされる皆様頑張ってください!
T先生、O先生、長女に続き次女も大変お世話になり、ありがとうございました。
先生方には長女の受験において、一番弱いのは親だったと気づかせていただきました。膨大な学習量に追われ、なかなか上がらない成績につい安易な道を探してしまう弱さ。。
そんな私をぶれない心と温かい笑顔で導いてくださったのがT先生でした。先生には大きな壁を乗り越える努力をすることが、どれだけ子どもの自信になるのかを教えていただき、次女のサポートもなんとかお願いできたらと感じておりました。
次女はどちらかというと理系科目を好みました。たくさん解きたいというはやる気持ちもあり、問題文の読み飛ばしや、何を答えないといけないかを理解できていないことが多かったです。当然、国語も文章が長文かつ難解になるにつれて成績が下がってしまいました。
文章を的確に読む訓練が必要であり、また国語を鍛えていただくことが全教科の底上げになるようにも感じ、T先生に一刻も早く見てもらいたいと思いました。
何を問われているのか、解答の根拠を探すことなど、時間をかけコツコツとご指導いただいて1年。4教科ともに安定した成績を維持できるようになり、長年の憧れであった学校から合格をいただけました。本当に夢のような気持ちです。
T先生が私たち親子に対していつも強力な味方でいてくださったこと、これはわが家の受験にとってなくてはならないものでした。本当に心から感謝をしております。
凛とした娘たちの背中を見ながら、一つひとつ肩の荷が降りていく思いです。よい受験を経験させていただいて、本当にありがとうございました。
ということで彼女は、初めて過去問をやったときには20点台だったところから、合格者平均点を超える70~80点を安定して取れるようになっていきました。
中堅~難関校は対策の効果が出やすい
国語の読解問題は、理科や社会の知識分野の勉強と違って、答えを覚えても意味がありません。算数と同じように、解き方を覚えていく必要があります。
しかし、国語の解き方は、算数以上につかみどころがないように感じられます。「この学校で毎年問われるのはどういうことなのか」「その問いに答えるためには何をどんな書き方でまとめればよいのか」をつかみやすくするために、型を目に見える形にして教えてあげる必要があります。
逆に言うと、つかみどころがないから何となく感覚で解いている子が多いので、しっかりと型を身に付けさせれば国語は得点を稼ぎやすい科目とも言えます。入試傾向対策として、しっかりスケジュールを管理して時間を作り、過去問をやりこみ、やりっ放しにならないように解説してあげることを徹底していきましょう。
中堅~難関校だと、対策講座がなくて対策を十分にできていない子が多い分、ちゃんと対策をすれば他の子と差をつけることができます。冠講座でみんなが対策をする最難関校よりも、むしろ対策が効果を発揮しやすいと言えます。
頑張ってくださいね。それでは。