キャンパスの様子 出典:国際基督教大学(ICU)公式HP

国際基督教大学(ICU)ってどんな大学? 魅力は?

 司会:まず、自己紹介をお願いします。

 Mさん:文化人類学メジャー、教育学マイナーの3年生です。文化人類学を学びながら、社会科教職と学芸員の課程も履修しています。関東の県立高校出身で、高校2年生の12月から東進衛星予備校(東進ハイスクールのフランチャイズで、授業の質や料金、教材は一緒)に通っていました。

 Yさん:メディア・コミュニケーション・文化メジャーの3年生です。現在は、メディア文化学や情報科学など、自分の興味・関心に合わせて幅広く学んでいます。私立の中高一貫校出身で、小学生の時から個別予備校に通っていました。

 Nさん:教養学部2年生です。現在はメジャー選択に向けて、心理学・メディア学など幅広く学んでいましたが、自分自身の興味と将来の目標につながる開発学メジャーを選択する予定です。都立の中高一貫出身で、高校3年生の夏まで部活動に力を入れていました。そのため、塾には入らず、学校の勉強と自主学習で受験対策を行いました。

 司会:実際に通ってみて、ICUってどんな大学ですか?

 Mさん:とにかく自由な大学ですね。一番大きな特徴は、入学してからメジャー(専攻)を選べることだと思います。いろんな授業を選べて、方向も後から変えられるのが魅力でした。また、各地から多様なバックグラウンドを持つ人々が集まっているのも1つの魅力だと思います。自分とは異なる人生を歩んできた人と出会えて、ともに学ぶことができるので刺激がありますね。

 Yさん:私も、リベラルアーツはICUの魅力だと思います! 私自身、興味の幅が広いタイプであるので、最初から専門的に学ぶよりも、いろいろな学問を学んでから自身の専門を決められるスタイルがとても合っていると感じています。また、国際色が豊かで、英語を使いながら学べる点も魅力です!

 Nさん:英語に強いのも、ICUの特徴ですよね。日本語と英語、両方を公用語として掲げているので、両言語の授業が開講されています。その影響もあって、留学生が多いのです。日本にある大学でも、国際的な環境の中で学ぶことができるのは強みかなと感じています。

ICUの受験選抜について〜受験方式や試験の特徴〜

総合教養「ATLAS」出典:国際基督教大学(ICU)公式HP

 司会:志望校を決めた後に、「一般選抜」という受験方式を選んだ理由は何ですか?

 Mさん周りも一般受験が多い環境だったので、自然と一般選抜を選びました。

 Yさん:私も。最初から一般選抜一本で、推薦などの受験方式は見ていなかったです。

 Nさん:私も同じような感じで、高校が推薦にあまり積極的ではなかったので、一般選抜しか見ていませんでした。一般選抜用の対策に加えて、推薦用の対策をするのは大変だと聞いて。また、部活動を高校3年生の7月まで続けていたので、自然と一般受験になりましたね。

 司会:受験方式について、周りの環境や高校のスタンスがかなり影響しているのですね。ちなみに、ICUの一般選抜ってどのような形式の試験ですか?

 MさんICUの一般選抜はとても特徴的で。英語のテストに加えて、総合教養の「ATLAS」と教養科目(「人文・社会科学」と「数理・自然科学」から選択)があります(なお、これは「人文・社会科学選択」と「数理・自然科学選択」の場合で、「日英バイリンガル面接利用」と「英語外部試験利用」では教養科目はありません)。

 Nさん:そうそう。「ATLAS」は、実際に講義を聞いて、それに対する設問に答えるテストで、教養科目は社会や科学など様々な教科の内容が含まれていたテストでした。

 Yさん:ICUの一般入試って、とにかく自分自身の教養が試されているよね。また、どこの大学よりも入試に求めている学生像がはっきり現れているというか。ICUでの学びの適性が図られているように感じました。

学びの積み重ねが活きる試験

 司会:実際に、この一般選抜に向けてどのような対策を行っていたのですか?

 Mさん:ICUの一般選抜は、特別な対策を突き詰めるというより、これまでの学びの積み重ねがそのまま活きる試験なのですよね。なので、過去問を解くこと以外は、一般的な受験勉強だったと思います。国公立大学も併願したので、共通テストの対策や二次試験対策に力を入れていました。

 Yさん:本当にそう思う! 特に、英語や現代文は、併願校の過去問演習がそのままICUの入試につながっていると思います。

 司会:ちなみに、他大の対策も含めて受験勉強としてはどのようなことをしていたのですか?

 Mさん:高校2年生の時から東進衛星予備校に通い、日本史と数学をとっていました。英語はもともと得意だったので、参考書を用いながら自分で勉強していました。特に、河合塾SERIESの『やっておきたい英語長文1000』を使っていましたね。速読を意識して取り組んでいました。

 また、小学生の頃から進研ゼミを習っていたのですが、大学受験でも大活用しました。進研ゼミの大学受験対策教材は、志望校のレベル別に各大学の過去問が抜粋されたテキストをもとに重要事項を学ぶことができたので、とても良かったなと思います。

 司会:他のみなさんは、どのような受験勉強をしていたのですか?

 Yさん:私は部活動が高校3年生の7月まであったので、本格的に受験勉強を始めたのは部活動引退後の夏からでした。小学生の頃から数学だけ個別指導塾に通っていたのですが、大学受験のタイミングで国語も受け始めました。その他の科目は自習中心で、学校の先生に解答の添削をお願いしていました。

 Nさん:英語も自習が中心だったの?

 Yさん幼少期の頃から英会話に通っていたので、それ以外は自習が中心だった。また、高校に進学するタイミングで、同じ英会話の中で文法のコースも履修していました! 英語に関しては、幼少期からの積み重ねが大学受験につながったと感じています。

 Nさん:私は塾に通っていなかったので、全ての科目が参考書を用いた自主学習が中心でした。

 Mさん:塾に通っていなかったの!?

 Nさん:そう。Yさんと同じように高校3年の7月くらいまで部活動に取り組んでいたのですが、塾に通い始めるタイミングを逃してしまって最後まで入らなかったです(笑)。部活動を引退するまでは、塾などで受験対策をできないからこそ、学校の授業をしっかり取り組むことを意識していました

 英語の勉強としては、BBCのニュース音声を使って学ぶテキストに力をいれていました。始めたばかりの頃は、英語を聞き取ることが難しかったので、日常的にBBCやポッドキャストを聴くように心がけていました。また、BBCテキストにはスクリプトがついていたので、毎回必ず音読するようにしていました

 司会:なるほど…。「英語学習の積み重ね」がみなさんに共通しているポイントなのかなと感じました。

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合格への近道は、自分に合った塾選び

 司会:ちなみに、塾に通っていた二人に質問なのですが。その塾を選んだ理由は何でしょうか?

 Mさん自分のペースで勉強したかったので、映像授業の塾に通いたかったというのが1番の理由です。また、数ある映像授業塾の中でも、戦略的に学習計画を立ててくれる点が自分自身にあっていて、東進衛星予備校を選びました。

 Yさん:私が個別指導塾に通い始めたきっかけは、中学受験でした。それ以降ずっと通っていたこともあって、大学受験も自然とそこの塾で対策をしてもらっていました。受験勉強を始めるタイミングで、映像授業塾の夏期講習も受けたことがあるのですが、やはり自分には合わなくて続けなかったです。

 司会:塾に通ってみて、良かった点を教えてください。

 Mさん東進はデータ数が多いからこそ、過去問対策がとてもしやすかったなと思います特に、過去問演習講座と志望校別単元ジャンル演習講座という講座はすごく良かった。

 自分の志望校合格者の時期別得点率を示されながら、過去問を演習する講座なのですが、過去問を解いていく中で自分自身の得意な分野と苦手な分野がどんどん蓄積されていくという特徴がある講座です。受験直前期に、蓄積された個人データをもとに自分に必要な過去問をAIが選んでくれて自分だけの過去問演習テキストを作ってもらえました

 Nさん:えー。こういう講義があったなら、塾に通ってみたかったかも。

 Mさん:今までの受験者や過去問のデータが多いからこそ出来る、大きい予備校ならではの講座だと思います。直前期の過去問演習はこの講座に救われたなと思います(笑)。

 司会:Yさんは、個別指導塾に通って良かった点などありますか?

 Yさん:私は、自分の進度に合わせて、「自分だけの授業」を受けられる点がとても魅力的だったなと思います。自分の志望校や進捗に合わせて授業の内容が決まるので、進めやすかったです。また、個別指導塾では授業を受けていく中で、先生との信頼関係を築きやすかったというのも自分に合っていた点なのかなと思いますね。

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ICUを志すみなさんに向けて、先輩から一言!

 司会:最後に、受験生に向けて応援メッセージをお願いします。

 Mさん:受験は合格がゴールではなく、長い人生の中での1つのポイントにすぎないです。だからこそ、入学後に何をしたいかということを考えて大学を選ぶことが大事だと思います。

 また、志望校で取得できる資格なども事前に確認しておくこともオススメです。在学中に新たに興味をもったものがあったとき、取得できなかったら悲しいじゃないですか。選択肢は広い方が良いと思うので、しっかり確認した上で受験に臨んでほしいですね。無理せず、頑張ってください!

 Yさん:まずは、自分の興味や学びたいことに合った環境を選ぶことが大切だと思います。私自身も、自分の性格を踏まえてリベラルアーツの大学を志望しましたが、その選択は正しかったと感じています。大変なときもあると思いますが、自分に合うやり方や勉強方法を模索しながら、トライしてみてほしいです!

 Nさん:そうですね。塾に通っていなくても、合格できます! 自分にあった勉強法を見つけて、日々の努力の積み重ねが合格に繋がっていくと思います。ICUは選択肢がとても多く、自分の努力次第で経験や得られる価値が大きく変わる大学だと思います。自分自身の目標に向かって、共にICUで挑戦しましょう。応援しています!

【取材協力者プロフィール】
Mさん 国際基督教大学 教養学部 アーツ・サイエンス学科 文化人類学メジャー 教育学マイナー、一般選抜
Yさん 国際基督教大学 教養学部 アーツ・サイエンス学科 メディア・コミュニケーション・文化メジャー、一般選抜
Nさん 国際基督教大学 教養学部 アーツ・サイエンス学科 開発学メジャー、一般選抜