ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
秘書だけが知っている仕事ができる人、できない人 能町光香

一流リーダーの秘書はどうやって「時間」を生み出しているか

能町光香 [株式会社リンクCEO 人材育成コンサルタント 一流秘書養成スクール校長]
【第44回】 2016年12月6日
著者・コラム紹介バックナンバー
1
nextpage
秘書が仕事をしていくうえで、上司の時間を確保することと、成果を上げることのどちらに焦点を当てることが大切でしょうか?

 「秘書がいてくれればいいのに……」
 「秘書がいてくれたらどんなに楽なのか……」
 「秘書がいる人が羨ましい」

 そんなふうに思ったことはありませんか?皆さんのようなビジネスエリートの方であれば、きっと一度はそう思ったことがあるのではないでしょうか。

 若手秘書の方にお会いする時、決まって私はこんな質問を投げかけます。

 「秘書のミッションは、何だと思いますか?」

 すると、「上司の仕事の成果を上げることです!」と意気揚々とお答えになる方が多くいらっしゃいます。そう答えた方には、続けて次のように質問します。

 「秘書として仕事をしていくうえで、上司の時間を確保することと、上司の成果を上げることのどちらに焦点を当てることが大切だと思いますか?」

 このように質問を投げかけると、答えはたいてい曖昧になります。

 「う~ん、時と場合によりますが……」
 「どちらかと言うと……時間かもしれません」
 「やはり最終的に成果を上げることではないかと……」

 「時間」と「成果」との関係性――。

 皆さんは、どのように答えますか?

 私の見解としては、秘書が焦点を当てるべきことは「時間」のほうである、と思っています。

1
nextpage
スペシャル・インフォメーションPR
クチコミ・コメント

DOL PREMIUM

PR
【デジタル変革の現場】

企業のデジタル変革
最先端レポート

先進企業が取り組むデジタル・トランスフォーメーションと、それを支えるITとは。

経営戦略最新記事» トップページを見る

最新ビジネスニュース

Reuters

注目のトピックスPR

話題の記事

能町光香(のうまち・みつか)[株式会社リンクCEO 人材育成コンサルタント 一流秘書養成スクール校長]

青山学院大学、The University of Queensland大学院卒業。10年間、バンクオブアメリカ・メリルリンチ、ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インクなどの一流企業のトップエグゼクティブの秘書として活躍し、数々の業績を残し、組織から高い評価を受ける。その後、人材育成コンサルタントとして独立。2013年に、日本での秘書人材育成の必要性を痛切に感じ、「一流秘書養成スクール」を創設。上司の右腕として活躍できる「真のエグゼクティブ・アシスタント」の育成を目指し、豊富な経験に基づく実践的な解決方法を伝える講演や企業研修、コンサルティングをおこなっている。また、サービス・ホスピタリティ・アワード審査委員を務めるなど、経営における「サービス・ホスピタリティ力」の重要性を説き、サービス・ホスピタリティ・マネジメントの普及啓蒙を行う。主な著書に、20万部のベストセラー「誰からも気がきくと言われる45の習慣」(クロスメディア・パブリッシング)など著書多数。
公式ホームページ:http://www.link2u.co.jp/


秘書だけが知っている仕事ができる人、できない人 能町光香

この連載では、10年間秘書を務め、現在では一流秘書の育成に携わる能町光香さんが、経営層に近いところで働く秘書だからこそ垣間みることができた、一流の人たちの仕事術についてお伝えしていきます。
 

「秘書だけが知っている仕事ができる人、できない人 能町光香」

⇒バックナンバー一覧