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ずるい勉強法
【第18回】 2017年1月18日
著者・コラム紹介バックナンバー
佐藤大和 [弁護士]

確実に勉強の成果を出す3つのコツ
山口真由×佐藤大和対談【前編】

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人にはそれぞれの歩みがあります。東大首席になった人、偏差値30の学年ビリだった人、異なる道を歩んでいたとしても、今活躍できているのは、正しいカタチで勉強してきたからです。思い立ったがスタートライン。勉強に遅いということはありません。正しい勉強法を知っていれば、試験で点数を取ることも、社会で結果を出すことも、どんな人でも可能なのです。『東大主席弁護士が教える超速「7回読み」勉強法』など、多くの勉強方法を執筆してきた山口真由氏を迎え、確実に実りある勉強法について語ります。(取材・文/狩野南 撮影/熊谷章)

点数を取りたいなら
「考える」よりも「覚える」

山口真由(やまぐち・まゆ)元財務官僚
1983年(昭和58年)札幌市出身。筑波大学附属高等学校進学を機に単身上京。2002年、東京大学教養学部文科I類(法学部)入学。在学中3年生時に司法試験合格。4年生時には国家公務員I種試験合格。また、学業と並行して、東京大学運動会男子ラクロス部のマネージャーも務める。「法学部における成績優秀者」として総長賞を受け、2006年、首席で卒業。同年4月に財務省に入省し、主税局に配属。主に国際課税を含む租税政策に従事。2008年に財務省を退官。2015年9月~2016年7月、ハーバード大学ロースクール(法科大学院)に留学。2016年8月、ハーバード大学ロースクールを卒業し、日本での活動を再開。著書に、『天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある。』(扶桑社)、『東大主席弁護士が実践する<パーフェクト>勉強術』(ソフトバンク新書)などがある。

佐藤 山口先生とは共通の知人を通して何度かお会いしていますが、こうやってお仕事でご一緒させていただくのは初めてですね。

山口 そうですね。佐藤先生はとても物腰が柔らかい一方で、意外に野心もあるな、って(笑)。

佐藤 そうですか?(笑)山口先生は、私にとってはずっと憧れの存在。お会いする前は、経歴もビジュアルもパーフェクトなので濃いキャラクターの方なのかと思っていたら、実はすごく温和で優しくて。印象がまったく違いました。

山口 ありがとうございます(笑)。佐藤先生の『ずるい勉強法』を読ませていただいたんですが、私たち、驚くほど勉強法が似てますよね。「1.最初から考えない」「2.真似る」「3.繰り返す」。もう「その通り!」って思いながら読んでました。

佐藤 私も同じように感じました。山口先生の『東大首席弁護士が教える「超速」7回読み勉強法』も、最初は理解せずに読み、回数を重ねるごとにだんだん掘り下げていきますよね。これは私の「答えから見て、問題を見ていく」というのと本質的に同じだな、と。

山口 私も試験勉強のときは解答から見ていました。よく「自分の頭で考えましょう」って言うけれど、右も左もわからないのに、いきなり考えるなんて無理だと思うんです。

佐藤 そもそも考える土台がなかったら、考えられないですからね。

山口 点数を取りたいなら、考えるよりも覚えたほうがいいですよね。最初はとりあえず解答を読んで、そこでわからなくても全然悪くない。「落ち込まずに、2回、3回とやってみたら」と言いたいですね。

佐藤 最初から考えたり理解したりするのではなく、基礎となる答えと問題を繰り返し見て、暗記していくと、自然に理解できるようになる。その蓄積こそが考える土台になるし、この勉強法のほうが試験の点数にも直結しやすいんです。

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佐藤大和 [弁護士]

レイ法律事務所代表弁護士(東京弁護士会所属)
1983年生まれ。宮城県石巻市出身。高校時代、模試では偏差値30のダントツビリで落ちこぼれ。大学生になってから勉強に目覚め、2009年の司法試験に1回目で合格(民事系科目は上位5%以内で合格)。11年、弁護士となり、大手法律事務所を経て、14年4月、レイ法律事務所を設立し、経営者弁護士として、2016年1月には国内の法律事務所でTOP5%以内の事務所規模に成長させる。TBS「あさチャン!」、フジテレビ「バイキング」のコメンテーターのほか、NHK Eテレ「Rの法則」などに出演。フジテレビ「リーガルハイ」、テレビ朝日「グッドパートナー 無敵の弁護士」、日本テレビ「ヒガンバナ〜警視庁捜査七課〜」など数多くの人気ドラマの法的監修も手掛ける。15年9月には『ずるい暗記術 偏差値30から司法試験に一発合格できた勉強法』(ダイヤモンド社)を出版し、ニューヨークタイムズ、スウェーデンの新聞社など海外からも取材も受けるマルチ弁護士として活躍中。

 


ずるい勉強法

社会に出て結果を出すためには、さまざまなハードルをクリアしなければいけません。社会に出れば、今までのような同学年を中心とした同世代だけとの争いではなく、社会に出ている人、全員がライバルになります。自分より頭のいい人や一流大学出身の人は、数多くいます。そんななか、社会で常に求められるのは、「結果を出すこと」です。そのためには、人生において大事な「学び方」を変えればいいのです。人生において大事な勉強だからこそ、うんとラクをしないと続けられません。そこで、「覚える→思い出す」の暗記術を社会に出てからも活かすのです。答えを暗記するこの方法は、社会に出てからのほうが効果的に使えます。そこで、新刊『ずるい勉強法 エリートを出し抜くたった1つの方法』より、社会で負けない勉強法を紹介していきます。

「ずるい勉強法」

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