なぜなら、朝はもっとも腸の排泄反応が高い時間帯。このときに、ずっしりと重量感のあるものをお腹に入れて、排泄を促してほしいのだ。最近、男性でも便秘の方が増えてきたが、ぎりぎりまで寝ていて朝ごはんを食べる時間がない人には、当然ながらトイレに行って大きな用事をたす時間もない、という人が少なくない。

 だが、緊張するとお腹が痛くなったりするように、脳は腸と深く結びついている。だから、心理的ストレスが便秘や下痢などの腸の不調を生む一方で、逆に、便秘などの腸の不調が心の不調を生むこともあるのだ。ということは、毎朝ちゃんと排泄の習慣をつけて、腸内環境をととのえれば、心の環境も整うということ。ちょっとお腹が痛いなぁ、調子が良くないなぁ…という、見逃してしまいそうな小さな不調でも、心理面に影響を及ぼし、悪循環を招いていることもあるのだ。軽くごはんを食べて、ちょっとお手洗いにいく。10分、15分の早起きがもたらすものは意外と大きい。

 それでも、休日の朝食は別物。朝食で気を付けるべきなのは、戦う、仕事の日だけで十分だと思う。休日の朝食は、栄養はさておき、「あー、今日は休みだぞー」と幸せな気持ちになれるものを。フレンチトーストにたっぷりメープルシロップをかけて食べるのも、トーストにバターたっぷりのせて食べるのも、卵を3個も使ってふわふわオムレツを食べるのも、休日だけは間違いではないはずだ。


◆編集部からのお知らせ◆

「最近、疲れがとれないなぁ…」「昔よりもモテなくなったなぁ…」
男の自信をなくす前に読んでほしい、当連載『オトコを上げる食事塾』の著者・笠井奈津子さんの新刊『成功する人は生姜焼き定食が好きだ』が好評発売中!

忙しいビジネスマンこそ必見の“出世に効く食事力”。頑張っている人に読んでほしい1冊です。