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復興を「続ける」人たち
【第1回】 2012年11月14日
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ダイヤモンド社書籍オンライン編集部

復興現場の「今」を伝える
―岩手県大船渡市・おおふなと夢商店街協同組合理事長・伊東修氏

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  岩手県南部の太平洋沿岸地域に位置する、岩手県大船渡市。津波で大きな被害を受けたこの場所で、2011年12月、仮設商店街がオープンした。その名も「おおふなと夢商店街」。
  大船渡駅周辺の商店街の有志が集まり、鮮魚店や青果店、スポーツ用品店、書店などを開いた。夢商店街の協同組合理事長で、商店街の中にある三陸海苔店の店主でもある伊東修さん(59歳)にお話を伺った。

岩手県大船渡市・おおふなと夢商店街協同組合理事長・伊東修氏(撮影H・K)
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メディアは「政府への不満はないか」と聞く

 先日、新聞記者の人たちが来ました。みな口々にこう聞くんです。
「何か政府への不満はありませんか?」
  何か不満や批判の声を引き出したかったのかもしれませんが、そう言われても、ないんです。

  ここには200軒くらい店舗があったと思いますが、すべて津波でなくなってしまった。
  それでも、こうして商店街を2011年12月にはオープンできたんです。
  もともと農地だったので、宅地に転用する手続きが必要だったのですが、それも非常に早かったと思います。
  復興前は、正直に言ってしまうと、さびれた商店街でしたが、昨年はものすごく人が来て、ここ30年来の活況を見せました。

  そもそも、大船渡は他の被災地に比べて復興のスピードが早いと思います。
  甚大な被害だった明治29年の明治三陸地震、昭和8年の三陸大津波、そして1960年(昭和35年)のチリ津波。もともと大船渡は、何度も津波に遭っている街なんです。
  だから「津波はいずれ来るもの」だと思っている人が多い。
  そういう場所だからか、行政も民間も早く動きました。大船渡市役所の人もよく頑張っていると思う。

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復興を「続ける」人たち

311から約1年半、復興予算が被災地以外で使われているなど、新たな問題が浮上しているが、被災地はいまだかつての姿を取り戻せてはいない。それでもなお、今日も被災地で奮闘努力を続ける人たちがいる。本連載は、彼らにスポットを当てて、「被災地の今」を伝えていきたい。

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