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ベストセラー対談
【第4回】 2013年1月9日
著者・コラム紹介バックナンバー

アスリートもビジネスマンも、
「2回の人生(キャリア)」を生きる時代

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『採用基準』を刊行したマッキンゼーの元採用マネジャー・伊賀泰代氏と、
元400メートルハードル銅メダリストでTwitterのフォロワー13万人超えの「走る論客」為末大氏。一見異なる経歴の2人だが、プロフェッショナルとして激しい競争の世界で戦ってきた点では同じ。
連載1回目は、ますます厳しい時代に突入する中、これからのキャリアのあり方について語る。

伊賀泰代氏
1993~2010年末までマッキンゼー・アンド・カンパニー、ジャパンにて、コンサルタントおよび、人材育成、採用マネージャーを務める。現在は、キャリアインタビューサイト MY CHOICEを運営、リーダーシップ教育やキャリア形成に関する啓蒙活動に従事する、キャリア形成コンサルタント。

誰よりも努力したアスリートが「努力教」を否定!?

伊賀 為末さんの『走りながら考える』を読ませていただき、共感する部分がたくさんありました。特に、世間的な常識とは反対のことを書かれている点など。

為末 「反対のこと」ですか?

伊賀 「やればできるは幻」なんて、トップアスリートの為末さんが言い切ってしまっているところとか。
 自分の限界を知り、強みを活かして人生を考える。

闇雲に何かを頑張るというのではなく、戦略的に物事を考えていくという点は、マネジメントに非常に近いと思います。アスリートの方の本なんだけれど、ビジネスの世界にも通用する話がたくさん書かれていました。

為末 競争の世界に身を置くアスリートがそんなことを書いてしまっていいのかと、よく驚かれます。

伊賀 たしかに、スポーツの世界は根性論や「できないのは努力が足りないからだ」的な【努力教】信者が特に多そうなイメージです。

為末 そうですね、いまだに多いと思います。

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