新・理系エリート#38Photo:PIXTA

応用化学系学科の偏差値は10年間でどのように推移したのか。ダイヤモンド編集部ではベネッセコーポレーションの協力により、応用化学系学科の偏差値について10年間の推移が分かる早見表を作成した。特集『新・理系エリート』(全59回)の#38では、全国68学科の偏差値リストを大公開する。(ダイヤモンド編集部副編集長 臼井真粧美)

全国の応用化学系68学科
10年間の偏差値推移を大公開

 工学系の学部は、機械工学系、電気・電子・通信工学系、情報工学系、建築・土木・環境工学系、応用化学系、応用物理学系、鉱物・資源工学系、金属・材料工学系、商船学系、船舶・海洋工学系、航空・宇宙工学系、原子力・エネルギー系、経営工学系、生物工学系、デザイン工学系などの学科で構成されている。#38で取り上げるのは応用化学系だ。

 応用化学系は、化学あるいは生物学などの理論を応用して実用化する物質の研究・開発を行う。スマートフォン一つを例に挙げても、内部の半導体材料や電池、スピーカー、タッチパネルなどさまざまなものが応用化学と関わっている。

 ダイヤモンド編集部ではベネッセコーポレーションの協力により、応用化学系学科の偏差値について10年間の推移をリスト化した。次ページでは、応用化学系の全国68学科について、10年間の推移が分かる早見表を大公開する。