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短答直入

東京海上ホールディングス社長 永野 毅
グローバル経営の要諦は人
海外売上高1兆円を目指す

週刊ダイヤモンド編集部
2013年9月27日
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海外事業が好調な東京海上ホールディングス。今年6月、早くから社長有力候補と目されてきた永野毅氏が社長に就任した。今後の経営方針を聞いた。

Photo by Toshiaki Usami

──ここ数年、英キルンや米フィラデルフィア、米デルファイなど海外の保険会社の買収を行い、業績は順調です。過去の買収はうまくいったとはいえませんが今回、順調なのはなぜでしょうか。

 いきなり海外に出ていって日本人だけで汗をかいてもうまくいきません。やはりいい会社、いいビジネスモデルができている会社を選別しているということですね。そして、そのいいところを生かしているということです。

 仮に、普通の会社を買えば安いかもしれない。それをわれわれが改革していければもっといいですよね。でもそこまでの力はわれわれにはありません。

 もっとも、この先もこれまでのペースでM&Aをできるかというと、そう簡単ではありません。

──では、大型のM&Aはしばらくありませんか。

 そうはいっても成長に向けて常に貪欲でありたいですし、M&Aについては常に世界中を見ています。ですが、ない袖は振れませんし、ご縁もありますので。ただ、いつでも受け入れられるように、社員の力とおカネの蓄えは持っていなければなりません。

──もしあるとすれば、欧米よりもアジアでしょうか。

 両方です。私は欧米だけでは駄目だと思いますし、アジア、そしてメキシコやブラジルを含めた新興国の将来の成長を取り込まなければ、リスク分散になりません。現時点では日本を含めた欧米が8割ですので、アジアを含めた新興国への先行投資と、果実を取れるビジネスをやっていくという両方だと思っています。

 ただ、その前に、まずは足元を固めないといけません。それが何かというと、人材です。

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