一流の人が食べている食事は特別なのか!?本当は違った、一流の人の食生活

「久しぶりに会ったOさん(友人)の変化がすごくて…。理由を聞いてみたら、食生活を変えたというので、僕もやってみたいと思って…」

 そう言って私のところにきてくださったAさん。見た目には、誰がどう見ても食生活をかえなければいけないような要素はありませんでした。

「体重?そうですね…まぁ、今もベスト体重ではあるから、それはどうでもいいかな。それよりも、Oさんみたいに、エネルギーというかオーラというか…力強さを感じさせるような見た目になりたいです」

 そうおっしゃられ、「頭痛を治す」「疲れにくい体にする」というような客観的に評価できる指標が何もないまま、食生活改善の取り組みが始まりました。

超一流コンサルタントも
健康のためなら定食チェーン店に行く!

「昨夜は某ブランドのパーティーに呼ばれて、立食だったからちゃんと食べられなくて」

「友人が生まれ年のシャンパンをあけてくれたのもあって、誕生日はみんなでかなり飲んでしまって」

 30代ですでに自身のビジネスを成功させ、40代になった今はコンサルタントとしてもひっぱりだこなAさん。華やかな食事のシーンが多かったため、そんなAさんからおすすめの一人飯用ランチスポットをたずねられたときには、Aさんがよく出入りするエリアで少しおしゃれそうなお店(もちろん、おすすめできるメニューが多いお店)を探してお伝えしたりしていました。

 一人暮らしで、ほとんど家で過ごす時間がないAさん。自炊することは皆無で、朝は欠食。昼と夜の食事時間は、その日のスケジュール次第で、かなり不規則な食生活でした。夜は会食が多いのでコース料理の頻度もなかなか高く、コース料理一食で魚料理も肉料理も…といった感じです。