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働く女子の職場サバイバル術 小出真由美

仕事を楽しめる女性、楽しめない女性の思考法

小出真由美 [日本マンパワー 人材開発企画部 研究開発グループ 専門課長]
【第11回】 2015年3月5日
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急に「管理職にならない?」と言われたら、あなたはどうしますか?
Photo:yo-Fotolia.com

 一昔前の世代と今の若者では、恋愛における価値観が大きく違うと言われています。今の若者世代(主に10代~20代)では、お互いの関係性を重視し過ぎるあまり、告白できない、そもそも異性と付き合うメリットを感じていないという人も多いと言います。いわゆる草食系ということかもしれませんが、人との積極的な付き合いより、自分の安定や価値観を優先することが心地よいと感じているようです。

 これは、これまで当連載「働く女子のサバイバル術」の中でお伝えしていたことにも、大きく関係するように思います。実際、一昔前のいわゆる“バリキャリ”と呼ばれるファーストランナー世代と、調和や自分らしさを大事にする今の若い世代とでは、まったく仕事に関する価値観や思考が違っています。

 女性活躍推進の動きが高まっていますが、これまで事務職や補助業務が中心の仕事を行っていた女性たちに、「もっと仕事で成果を出して、チャンスがあれば管理職になりませんか?」などと急に言っても、彼女たち自身が戸惑うのも当然のことのように思います。

 実際、「何をどうしたら会社が求める“活躍”になるのかわからない」、「今の仕事は劇的に変わらないし、自分には関係がないのでは?」、「私はこのままで十分だし、環境が変わるのだとしたら嫌」と言った声を企業にお勤めの女性たちからお聞きします。

 もちろんこうした戸惑いはあるでしょう。しかし、仕事をこれからもずっと続けていくならば、お金を稼いで生活を維持する意味でも、より自分の価値を上げていくことは重要です。それが自分の評価につながり、結果、給料に反映するのだとしたら、できることには取り組んだ方が絶対に得です。自分の周りの状況が変化しているのなら、この変化をチャンスと捉え、うまく活かすることも考えてはいかがでしょうか?

 そこで今回は当連載の最終回として、変革期にある女性のキャリアの考え方をご提案したいと思います。

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小出真由美[日本マンパワー 人材開発企画部 研究開発グループ 専門課長]

株式会社日本マンパワーで、女性向けのキャリア研修として、女性がライフイベントをポジティブに捉え、自分の軸を持つことで、働く上でのキャリアをどう描くか等をテーマにした研修を開発。その傍ら、産業カウンセラー、キャリア・デベロップメント・アドバイザー、メンタルヘルス・マネジメント検定Ⅰ種マスターコース、ワーク・ライフ・バランスコンサルタントなどの資格を持ち、組織内のキャリア、メンタルヘルス、ワーク・ライフ・バランスの施策のコンサルティングや、各種セミナー講師も行っている。
日本マンパワーHP

 


働く女子の職場サバイバル術 小出真由美

「管理職になりたがらない」「結婚や出産すると仕事へのやる気がなくなる」……こういった先入観を持たれがちな女性社員たち。もちろん全員がそうではないけれど、その偏見から男性上司などとぶつかる機会や、同性同士でも既婚と独身で考え方のズレが生まれることもあります。安倍政権が女性の活躍推進を打ち出し、ますます働く女性の登用が進むなか、働くふつうの女性たちはどう職場で生き抜けば、働きがいや給与を得られるのでしょうか? そのサバイバル職場術を様々なシチュエーションから考えます。

「働く女子の職場サバイバル術 小出真由美」

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