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株主総会で改善策も出せない
マクドナルドのふがいなさ

週刊ダイヤモンド編集部
2015年3月30日
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 3月25日、東京都内で日本マクドナルドホールディングスの株主総会が開催された。この日、出席した40代男性の株主は、「長年、マクドナルドの株を持っているが出席するのは初めて。今年は気になって来てみた」という。

3月25日に東京都内で開催された日本マクドナルドホールディングスの株主総会には、昨年より154人多い1237人が出席した
Photo by Ayako Suga

 それもそのはず。マクドナルドは昨年7月に中国産鶏肉の使用期限切れ問題が発覚、今年1月には異物混入事件と、消費者の信頼を次々と失い売上高が大きく低迷、2014年度は11年ぶりの赤字に転落した。

 経営陣の説明に注目が集まるのは必然で、出席者数は1237人と昨年より154人多かった。

 ところが、株主の期待は見事に裏切られることになる。

 まず、サラ・カサノバ社長による「ビジネス・リカバリープラン」が披露され、価格、メニュー、店舗の三つを重視する大枠が示されたが、「漠然としていてぴんとこなかった」(40代男性)という声が聞かれた。

身内からもノーの声

 さらに多くの株主をがっかりさせたのが、財政改善プランの策定が間に合わず、4月中旬に公表するとしたことだ。

 50代の男性は怒りをあらわにする。「株主総会は会社の最高意思決定機関のはず。あと3週間後に公表するとはどういうことなのか」。他の株主も「株主総会までに改善策を策定するのが経営陣の仕事だろう」と話した。

 60代の男性は、「今日の説明を聞いて駄目だと思った。カサノバ社長は、株主からの質問にも終始総論でしか答えない。各論は何もなかった。マクドナルドの株は売ることにしたよ」と言い残して、会場を後にした。

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