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秘書だけが知っている仕事ができる人、できない人 能町光香

「人事評価など気にしない人」は一流になれない

能町光香 [株式会社リンクCEO 人材育成コンサルタント 一流秘書養成スクール校長]
【第12回】 2015年9月15日
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評価を「できれば避けて通りたいもの」と否定的に捉えていませんか?

 人事考課の時期になると、評価をする人と評価をされる人の間に緊張感が高まるものです。上司の方のなかには、「一番頭が痛いのは、部下の人事評価をおこなう時期だ」という人もいらっしゃいます。

 どうしたら「良い評価」を得ることができるのか。

 ビジネスパーソンであれば、きっと誰もが一度は考えたことがあるでしょう。できることなら「良い評価を得たい」と思うのは、人間であれば当たり前の心理です。特に、ビジネスエリートの皆さんにとって、「良い評価を得る」ことは、その後のキャリアと密接に関わってくるため、重要なのは間違いありません。

 「評価」と聞いて、どんなイメージが浮かびますか?

 私は秘書として評価の現場を何度も見てきましたが、残念ながら、日本人ビジネスマンは評価を「できれば避けて通りたいもの」と否定的に捉えている人が多いように思います。悪い評価を得ないように、目標をわざと低く設定する人もいるほどです。

 それでは、「良い評価」を得るためには、どうすればいいのでしょうか?

「評価は億劫…曖昧がいい…」
 そう考える人に起きている“弊害”

 組織で「評価される人」になるためには、まずは「評価」に対する認識を見直す必要があります。端的に言うと、評価を「できれば避けて通りたいもの」として捉えるのではなく、「成長のツール」として考えてみるということです。自分をより輝かせるための「チャンス」として高く目標を定め、仕事に力を注いでいくのです。

 高い評価を得る人は例外なく、「評価」を「成長のツール」や「自らを高めるための指標」というように肯定的に捉えています。評価に対する出発点が多くの人と異なるのです。

 皆さんは、いかがでしょうか?

 もしかしたら、次のように考えていませんか?

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能町光香(のうまち・みつか)[株式会社リンクCEO 人材育成コンサルタント 一流秘書養成スクール校長]

青山学院大学、The University of Queensland大学院卒業。10年間、バンクオブアメリカ・メリルリンチ、ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インクなどの一流企業のトップエグゼクティブの秘書として活躍し、数々の業績を残し、組織から高い評価を受ける。その後、人材育成コンサルタントとして独立。2013年に、日本での秘書人材育成の必要性を痛切に感じ、「一流秘書養成スクール」を創設。上司の右腕として活躍できる「真のエグゼクティブ・アシスタント」の育成を目指し、豊富な経験に基づく実践的な解決方法を伝える講演や企業研修、コンサルティングをおこなっている。また、サービス・ホスピタリティ・アワード審査委員を務めるなど、経営における「サービス・ホスピタリティ力」の重要性を説き、サービス・ホスピタリティ・マネジメントの普及啓蒙を行う。主な著書に、20万部のベストセラー「誰からも気がきくと言われる45の習慣」(クロスメディア・パブリッシング)など著書多数。
公式ホームページ:http://www.link2u.co.jp/


秘書だけが知っている仕事ができる人、できない人 能町光香

この連載では、10年間秘書を務め、現在では一流秘書の育成に携わる能町光香さんが、経営層に近いところで働く秘書だからこそ垣間みることができた、一流の人たちの仕事術についてお伝えしていきます。
 

「秘書だけが知っている仕事ができる人、できない人 能町光香」

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