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あの人はなぜ、東大卒に勝てるのか
【第28回】 2015年11月6日
著者・コラム紹介バックナンバー
津田 久資

「だから君たちは『東大卒』に一生勝てない!!」
学生200人に向かって、僕は声を荒らげた

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【累計90万ページビュー突破の人気連載!!】
発売1ヵ月で第4刷まで版を重ね、刊行から2ヵ月近くオンライン書店の「ロジカルシンキング」ジャンルで第1位に輝き続けている『あの人はなぜ、東大卒に勝てるのか ― 論理思考のシンプルな本質』。

今回のテーマは本連載のタイトルでもある「学歴」だ。津田氏が今回の執筆を思い至った「苦い体験エピソード」とともにお伝えしていく。 
 

【これまでの「人気記事ベスト3」はこちら!!】

第3位!▶︎高学歴ほど「ルーティンワーク」にハマる

第2位!▶︎できる人ほど「情報収集」しない。知識の正しい増やし方は漱石に学べ!

第1位!▶︎無能な人ほとまず「調べよう」とする

「学歴なんて社会に出たら関係ない」は本当か?

「君たち、そんなことでは、東大卒のやつらに一生勝てないぞ!」

200名近い大学生に向かって、僕は声を荒らげていた。生来、他人のことはあまり関知しない主義だが、このときばかりは言わずにはいられなかった。あまりにも無念でならなかったからだ。

   *   *   *

1年半ほど前、ゲスト講師として某私立大学の教壇に立ったときのことだ。

古くからの友人がその大学で授業を受け持っており、彼から声をかけてもらったのが直接のきっかけだった。その友人というのは、かつていくつかの伝説的テレビ番組を手がけた元フジテレビ・プロデューサーである。

彼がつくった番組を観て育ち、「将来的にクリエイティブなことがしたい」という思いを持った学生たちが、その授業には殺到していた。

僕はその授業のプレゼンテーション課題の講評役として招かれていた。
プレゼンのお題は「クール・ジャパン」。

元も子もない言い方をすると、どの発表も講評以前のレベルだった。もちろん僕の求めるハードルが相当に高かったのかもしれない。かつてBCGや博報堂といった企業にいたころには、「達人たち」のプレゼンを飽きるほど見せられてきたからだ。
とはいえ、そうしたスキル以前に、学生たちのプレゼンには「決定的なもの」が脱落していた

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津田 久資

1958年生まれ。東京大学法学部およびカリフォルニア大学バークレー校経営大学院(MBA)卒業。博報堂、ボストン コンサルティング グループ、チューリッヒ保険で一貫して新商品開発、ブランディングを含むマーケティング戦略の立案・実行にあたる。 現在、AUGUST-A㈱代表として、各社のコンサルティング業務に従事。 また、アカデミーヒルズや大手企業内の研修において、論理思考・戦略思考の講座を多数担当。表層的なツール解説に終始することなく、ごくシンプルな言葉を使いながら、思考の本質に迫っていく研修スタイルに定評があり、のべ1万人以上の指導実績を持つ。 著書に、就活面接本の超定番書『ロジカル面接術』(WAC)のほか、『世界一わかりやすいロジカルシンキングの授業』(KADOKAWA)、『出来る人ほど情報収集はしないもの!』(WAC)、『超MBA式ロジカル問題解決』などがある。


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