震災で泥まみれのサバ缶22万個を売り続けた経堂の人々の精神
吉村博光
今回取り上げる本は、木の屋石巻水産の缶詰工場再建の話である。東日本大震災による大津波で壊滅した同工場。工場跡地に埋まっていた缶詰は、震災前…
2018.3.30
読むに値する「おすすめ本」を紹介するサイト「HONZ」から、週末読書にオススメのノンフィクション本のレビューをお届けします。HONZが対象とするのは小説を除くすべての本です。サイエンス、歴史、社会、経済、医学、教育、美術、ビジネスなどあらゆる分野の著作が対象です。
吉村博光
今回取り上げる本は、木の屋石巻水産の缶詰工場再建の話である。東日本大震災による大津波で壊滅した同工場。工場跡地に埋まっていた缶詰は、震災前…
2018.3.30
峰尾健一
「野球好きの成人男性がどの球団の贔屓になるのか?」「貧困層が長生きしやすい都市の特徴とは?」――等々、興味深い素朴な事例を集めたのが本書で…
2018.3.23
仲野 徹
「女子高生が1日にスマホを使う時間」「1日に生まれてくる赤ちゃんの数と亡くなる人の数」「1日に発生する振り込め詐欺の被害額」……日々の暮ら…
2018.3.16
村上浩
AIブームは過熱するばかり。今後もAIは成長を続けることで人間の知能を追い越すというシンギュラリティ理論や、AIが人間に牙をむくことになる…
2018.3.9
久保洋介
この冬、最強寒波が世界各地を襲っている。日本の北海道・東北・北陸地方では記録的な豪雪となっているし、世界各地でも年初よりアメリカ北東部やロ…
2018.3.2
首藤淳哉
昨年の九州場所を前に発覚した暴行事件以来、相撲界が揺れに揺れている。だが一連の騒動以来、黙して語ることがない。その結果というべきか、いま白…
2018.2.23
冬木糸一
2020年の「東京オリンピック・パラリンピック」の大会運営費用や会場整備費用は、当初見込んでいた3013億円を遥かに超えて総予算は現時点で…
2018.2.16
吉村博光
夫に先立たれた妻は長生きするが、妻に先立たれた夫は後を追うといわれる。男の一人暮らしは、栄養面や衛生面など生活の質が落ち、酒に溺れるケース…
2018.2.9
内藤 順
プーチン大統領といえば、元KGBの工作員や独裁者であるといったイメージを持たれることだろう。だが時に起こす彼の大胆な行動に、世界は度々驚か…
2018.2.2
小松聰子
女子高生の「制服着こなし戦略」は大人の想像の遙か向こうを行く。スカートを短くするためにヒダの崩れなどお構いなしに巻き上げるのは当たり前、制…
2018.1.26
西野智紀
「伝統」という言葉がついていると、古くから伝わるものなんだ、絶やしちゃいけない」という義務感が芽生えることだろう。でも、その伝統は、本当に…
2018.1.19
首藤淳哉
「エコノミスト」誌でエディターを務める著者は、ラテンアメリカで麻薬関連の取材をするうちに、麻薬ビジネスのあり方がグローバル企業のそれと酷似…
2018.1.12
仲野 徹
今年、満80歳となった養老孟司さんの「ぼちぼち死んでも当たり前の年齢になった。それなら言い残してきたことを書いておきたい」という思いから、…
2017.12.29
村上 浩
最近まで多くの歴史家が、産業革命による大量生産能力の実現が19世紀末に百貨店を誕生させ、店舗ディスプレイの過剰な芸術性をもたらしたと説明し…
2017.12.22
首藤淳哉
選挙戦がスタートして、いっせいにメディアが主要候補の報道へと雪崩を打っても、実は選挙戦で何が起きているかはよくわからない。泡沫候補たちの現…
2017.12.15
栗下 直也
名人4期、碁聖6期、タイトル獲得数35。「最後の無頼派」と呼ばれた囲碁棋士・依田紀基氏の自伝だ。ギャンブルで借金を背負い、家族が離散した「…
2017.12.8
足立真穂
雑煮が地域ごとに異なるように、寿司も、すし飯の味、入れる具材、形は地域ごとに異なるようだ。寿司が好きならぜひ本書を見てほしい。
2017.12.1
栗下 直也
2004年に福岡で起きた「大牟田4人殺害事件」。家族四人で共謀し、違法な金貸しを営み蓄財していた知人とその家族などを殺害して川に遺棄した残…
2017.11.24
内藤 順
仕事はパッとしない、安定的な収入もないため彼女にそっぽを向かれた著者。彼はいっそヤギにでもなって人間特有の「悩む」ことから解放されることは…
2017.11.17
吉村博光
子どもの脳はどのように成長していくのだろうか。愛娘が4歳になるまでの成長について、脳研究者が脳科学の面から分析し、子育てのコツを紹介する。
2017.11.10