『津波の後は「放射能の恐怖」という不安心理が町全体を覆い、「遠くに逃げ出そう」という気分が広がった。さらに風評被害で物流が途絶えた。南側に隣接し、より原子力発電所に近い南相馬市からは避難住民が押し寄せてきた。市民の不安感はさらに募った。ここで立谷は大きな決断をする。
「生活の不便さや原発への恐怖心に負けてしまったら、相馬の将来はない。殉職した消防団員に申し訳ない。コメと味噌と梅干しがあれば生きていける。天明の基金はもっとひどかったはずだ。よって籠城しながらここで頑張る」
立谷(相馬市長)は全市民に向け、異例の「籠城宣言」を発した。この時点で、相馬市民の空気はがらりと変わったという。』(コラムより抜粋)
「永田町ライヴ!」の執筆者、後藤謙次さんは、双葉町長も取材した後、政府の無為無策も紹介しています。
客観的に言っても、補正予算の通過、震災・原発事故の対応などすべて後手後手に回っていると言わざるを得ません。今後は与野党内から政権批判が強まることが予想されます。
経済情勢・政治情勢とも、大きな話で学生個人には直接関係しない、と思われるかもしれません。ですが、こうした情勢が企業の採用にも大きな影響を及ぼします。
まして、社会人ともなれば情勢の変化が企業の命運を左右すると言ってもいいでしょう。
就活のためにも、社会人になってからのためにも、経済情勢・政治情勢は知る努力をしましょう。
そのためには、新聞や雑誌、本を広く浅く読むこと。このダイヤモンド・オンラインでも政治や経済全般の記事は掲載していますし、週刊ダイヤモンドでも週刊東洋経済でも同様。本連載では毎回、書籍なども紹介していますので参考にしてください。
もしも自分の意見が否定されたら…
自信家ほど重要な「受け流す技術」
2.「ネガティブ」から逃げない
人生長く生きていれば、楽しい、面白いことばかりではありません。つまらない、むかっとした、ということなどいくらでもあります。
大学時代までは親しい友人を作り、狭い世界に閉じこもってもどうにかなります。が、社会に出ればそうはいきません。
自分の仕事や意見を否定されることなど珍しくありません。失敗することだって結構あります。そうしたネガティブさから逃げたり、否定して何か解決するのでしょうか。私は何も解決しない、そう思います。
私は否定的な意見や説教、失敗、あるいは就活で言うと圧迫面接などをひっくるめたネガティブなものには、受け流すしかないと思います。ムーディー勝山(古いね)が歌うところの「右から左へ受け流す」、あるいはスルー力、鈍感力などとも言いますが。
この辺、近年の大学生はセンシティブと言いますか、やや感情的になりがちな方が多いとみています。もう少し、冷静になればいいのですが。
もっとも、この辺、社会人でも下手な人は本当に下手ですね。私と同じ書き手でも、読者からの反論・意見に対してツイッターやブログで延々と、あるいは感情的に非難される方がいます。
その典型が政治家で言えば、東国原英夫・前宮崎県知事でした。これは圧迫面接の事例とも言えますのでご紹介します。
2009年6月、東国原知事は自由民主党の古賀誠・選挙対策委員長から次期衆議院議員選挙への出馬を要請されます。これに対して、東国原知事は全国知事会の改革案の受け入れ、総裁候補とすることを条件として提示しました。



