相場では「強きを助け、弱きを挫く」が正義だ全体相場の調整局面では「強い銘柄」だけに投資すればいい

【第4回】2012年5月7日公開(2012年5月8日更新)
藤井 英敏

常に自分に有利な立場を選べ

 株は長期投資が基本とかいっている連中の多くは、漫然と、株を保有している(買い方の見方をしている)に過ぎません。また、そういう連中の多くは含み益ではなく、含み損をたっぷりと抱えていることが多いことでしょう。

 TOPIXが800ポイントを割り込み、日経平均が1万円を割り込むようなお寒い相場状況を考慮すると、いわゆる塩漬け株でお腹一杯の状態と推察されます。

 貧乏人は、成り上がるためには、今、どちらサイドにつけば、自分にとって有利なのかを、常に意識するべきです。少ない、手持ち資金を有効活用するために・・・。塩漬け株を持つなんて、言語道断です。塩漬け株を持つなら、豆腐の角に頭をぶつけて死んだ方がましだと考えるべきです。

 同時に、今は、大型株が有利か、中小型株が有利か。東証一部が有利か、それとも、新興市場が有利か。はたまた、外需株が有利か、内需株が有利か。さらには順張りが有利か、逆張りが有利か。無論、このような二者択一の思考をするまえに、市場に参加するか否かの判断をしたうえのことですが・・・。

成り上がるためには「ボリンジャ―バンド」を使え

 なお、成り上がるための通常モードでの回転売買をする場合、是非、抑えておきたいテクニカル指標があります。それが「ボリンジャーバンド」です。

 「ボリンジャーバンド」は、移動平均線に統計の手法を加えて考案されたテクニカル分析です。具体的には、一定の確率で想定される株価などの値動きの範囲を視覚化したものが「ボリンジャーバンド」です。

サイバーエージェント(4751)の日足チャート。3月中に-2σにタッチした後株価は急上昇し2σに達している。

 もちろん、「ボリンジャーバンド」が完全・完璧なテクニカル分析ではありません。しかし、成り上がり投資をする際の非常に強力な武器になりえると、私は思います。

 例えば、なんらかの悪材料が出現し、株価が急落したケースで、「現在の株価は25日移動平均ベースのマイナス3σを下回る水準まで売られている。それならば買ってみるか」とか、「今日まで下落を続けているけど、まだ、マイナス2σを超えて下がっているわけではない。買いを入れるのはもう少し待つか・・・」などという、投資判断をすることが可能になるからです。

 次回以降は、ボリンジャ―バンドを使った投資手法を紹介していきます。
 

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